スピード違反の取り締まり場所が固定化するのを避けるため、警察庁は、移動可能な自動取り締まり装置の導入に向け、来週から、効果を検証するための実験を始める。 スピード違反の取り締まりのあり方をめぐっては、去年、警察庁の有識者懇談会が取り締まり場所の固定化などの問題点を指摘し、警察庁は、新たな自動取り締まり装置の導入を検討してきた。 導入が予定されているのは、移動式の速度違反自動取り締まり装置、いわゆるオービスで、最もコンパクトなタイプは高さ1メートルほど。わずかなスペースがあれば設置できるため、生活道路などでも速度違反の取り締まりができるという。 警察庁では、来月4日から約2か月間、埼玉県で、設置の効果などを検証し、今後の全国展開について検討する。試験運用の期間も 反則切符などは切られるという。
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