【カイロ=三浦英之】シリアの内戦で21日に化学兵器が使われたとされる問題で、国際NGO「国境なき医師団」(MSF)は24日、同組織が医療援助をしているダマスカス県の三つの病院で、神経ガスの症状を示す患者を、21日午前中の3時間で約3600人受け入れたと発表した。355人は死亡したとされる。ただし、医師団の医師は「症状の原因がなんなのか、それを誰が使用したのかは、科学的には確認できない」と話している。 シリア内戦に関するトピックス 一方、反体制派「シリア国民連合」は24日までに、犠牲者から採取した人体サンプルを国外に搬出したと発表した。化学兵器が使用されたことを証明するため、専門家に検査を依頼するとしている。搬出先は不明。ロイター通信が伝えた。 シリア国民連合の報道官は記者会見で「我々は国連調査団の安全を保障する。48時間以内の到着が重要だ」と現地調査を受け入れる姿勢を示した。 関連記事
2011年6月、ニューヨークでビジネスソフト「オフィス」の新製品発表会に臨んだバルマー氏=山川一基撮影パソコン出荷は急激に落ち込んでいる 【ジャクソンホール=畑中徹、ワシントン=山川一基】米ソフトウエア最大手マイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)が23日、1年以内に退任すると発表した。主力のパソコン関連事業の伸びが鈍っているため、経営を刷新して新たな事業を模索せざるを得なくなった。スマートフォン(多機能携帯電話)などが台頭し、パソコンで一時代を築いた企業はいずれも苦戦を強いられている。 バルマー氏の退任が発表された23日、ニューヨーク株式市場ではマイクロソフト株が前日より7%超も上がって取引を終えた。 バルマー氏は2000年にCEOに就いた時より売上高を3倍に増やした。それでも、投資家は経営を刷新して新しい路線に踏み出すことを望んだ。 続きを読む関連記事マイクロ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く