遺伝には規則性があります。子の代には出なかった親の形質が孫の代で現れることもあり、その比はほぼ一定しています。 メンデルの法則 メンデルはエンドウを使って遺伝の研究をしたオーストリアの教会の司祭です。 のちにメンデルの発見した法則は3つの法則にまとめられました。 優性の法則…反する形質をもつ2個体の子は、両親のどちらか一方 (優性)の形質を示し、中間の形質を表さない 分離の法則…反する形質をもつ2個体の子どうしの交配でできた子は 優性と劣性の形質が分離して現れる 分離比3:1 独立の法則…2つ以上の反する形質をもつ2個体の遺伝において、 各形質は互いに関係なく独立に遺伝する これらは遺伝子が2個対になってはたらくことから導くことができます。 ことばだけではわかりにくいですね。具体的な例を見ながら、それぞれがどんな法則かつかんでいきましょう。 優性の法則 子に関する遺伝の規則性 例として