ブックマーク / niigata-sanpo.hatenablog.com (46)

  • 緑の中でピクニック Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    お弁当をべた後、公園の中を散策。 見附市民の森で、のんびりピクニックの続きです。 木洩れ陽が気持ちいい森の道を抜けて、 見晴らしのいい明るい道へ。 だんだん虫が出てくる季節。甲虫類も増えてきた。 日当たりの良い場所にはハルジオンがたくさん。花粉まみれのハナムグリ。 保護色。 見晴らしのいいベンチが並んでいた。この日は暑くてパス。 広い道はまだ先へ続いていたが、途中で降りて、石積み桜と言われるエリアへ。 木陰に入るとほっとする。 たくさんの桜が植えられていて、春はさぞかし綺麗だろう。 この桜は市民が思いを託して寄付した木のようで、 この森ではこれまでに7種類、約400の植樹が行われたらしい。 が、落ちた枝についていたサクランボを見つけた。 どこを歩いていても、山菜や木の実を見つける天才である。 木の上から足元まで広範囲に探し出すその能力は、老眼の私ではまったく太刀打ちできない。 サクラ

    緑の中でピクニック Ⅱ - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/07/15
  • 緑の中でピクニック Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    天気がいい日、とお弁当を持って出かけた。 自然の中でちょっと遅めの朝を。そしてのんびりピクニック。 この日は見附市にある市民の森へ。 市街地のすぐ隣の丘陵地に広がる里山。 初めて来てみたが、とても静かな場所で、のんびりと自然散策するにはもってこい。 桜がきれいな場所のようだが、今は緑の時期。 広い駐車場は、どこに停めようか迷うほどガラ〜ンとしていた。 駐車場から坂を登って、桜の木に囲まれた広場へ。 「木々(ココ)」という洒落た名前の学習管理棟があって、広いテラスにテーブルが並んでいた。 桜の木に囲まれた広場の奥に、いい感じのベンチがあった。 日の朝は見附の街を見渡す席に決定! 景色を眺めながらおにぎりを頬張った。外でべるお弁当はとても美味しい。 陽射しが強い日だったが、木陰のベンチは風が通って涼しかった。 さて、リュックの中身も軽くなったので(お腹に移動しただけ)、ちょっと散策し

    緑の中でピクニック Ⅰ - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/07/12
  • 白い花の樹の下で - NIIGATAさんぽびと

    6月になるとあちこちで見かける白い花、ヤマボウシ。 華やかなのにどことなく落ち着きもあって、つい引き寄せられてしまう。県立植物園の続きです。 カルミアの木の近くに、ヤマボウシが咲いていた。 青々とした葉の上に咲いた真っ白な花は、遠くからでも目を引く。 けっこう賑やかに花をつけるが、どこか品があって優しい感じ。 この花を見ると、ふらふらと引き寄せられてしまう。 まるで衣のように見える四枚の白い部分は花びらではなく、萼が変化したもの。 山法師の白い頭巾に似ているところから、この名がついた。 中央に固まっている小さな粒状のものが、一つ一つの花。 青々とした葉や白い花が青空に映えて。大きな木の下はとても居心地がいい。 元気に見えたり、落ち着いて見えたり… 光の具合や見る角度でいろいろな印象に。 ヤマボウシの花言葉は「友情」。 居心地がいいものだから、つい長居をしてしまった。 カルミアといいヤマボウ

    白い花の樹の下で - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/07/07
  • 可愛いけどちょっと毒あり - NIIGATAさんぽびと

    つぼみは金平糖。花はチョコレート菓子。 美味しそうな花をつけるこの木の名前はカルミア。なんだか名前までお菓子っぽい。 新潟市秋葉区の県立植物園へ。 天気のいい日は、建物のまわりに広がる園地を歩くだけでも気持ちいい。 この日も外だけ散歩。いつもお金を落とさず、申し訳ない… 建物の中では、朝ドラで注目されている日植物学の父、「牧野富太郎展」を開催中だった。 博士が新潟県内で採集した標やサイン色紙などを展示しているらしい。 新潟県では、セナミスミレやユキツバキなどの命名に関わったとされている。 興味はあったが、今日は外だけで… 緑が美しい園内を。 あちこちに咲いていた大きな赤い花。 こ、これは新種じゃないかえ…!(んな訳ない) セイヨウシャクナゲ「アンナ・ローズ・ホイットニー」。しっかり札に書いてありました。 これから開こうとしている花の瑞々しいこと。 歩いていくと、カルミアの花が見頃だった

    可愛いけどちょっと毒あり - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/07/04
  • いつもの岸辺を - NIIGATAさんぽびと

    ふらりと足が向いたいつもの水辺。 いつもの道順でもうひとつの池へ。前回の続きです。 弁天池から隣の長仙坊池へ。 こちらも農業用のため池で、木々に囲まれた広い景色が気持ちいい。 隙間から水を覗きながら。 いつもと同じ岸辺にしゃがみこんで。 このなんでもない草にレンズを向けるのが、もうお約束のようになってしまった。 もし、ここの草たちを撮った回数を競うランキングがあったら、間違いなく私が世界一でしょう。 エントリーは私一人ですけどね…(笑) 些細な被写体なのに、こうしているといつも気持ちがリセットされる。ホント安上がりな趣味です… 動き続ける水を凝視していると、自分の位置感覚まで揺れてくる。見つめすぎ注意(笑) もう支柱だけになってしまった小さなデッキ。 若い銀杏の木もだいぶ大きくなってきた。草むらにはハルジオンがたくさん。 糸のような花びら。可憐な見た目とは裏腹に、生命力の強い花。 フキの葉

    いつもの岸辺を - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/07/01
  • 水辺の引力 - NIIGATAさんぽびと

    行きたい場所が特にない時、どこにしようか考えていると、かなりの確率で水辺の景色が頭に浮かぶ。 この日も、いつもの池へふらふらと。 五泉市にある二つのため池。 どこか行く所ないかな… と考えていると、この池のほとりを歩いている光景がフッと浮かんでくる。 もう数え切れないくらい来ているので、すっかり見慣れた(見飽きた?)景色なのに、なぜだか引き寄せられる。 ホームグラウンドのような居心地の良さが、すっかり頭にインプットされてしまった。 二つの池を見る順番や周る方向は何パターンもあるはずのに、なんだかいつも同じ道順… 木々の隙間から水面を覗くのも、いつも通り。 目的の被写体も目指す写真も特になくて、ただカメラを持って水の近くを歩きたくてやってくる。 同じ人間が、なんの工夫もなく同じ道を撮り歩くと、同じ写真ばかりになります(笑) まあ、それでも楽しいのでしょうがないですね。 いつも見上げる大きな葉

    水辺の引力 - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/06/29
  • 花を見ながら - NIIGATAさんぽびと

    カキツバタを見た後、野の花を探しながら公園を散歩。 夢の森公園の続きです。 カキツバタまつりに訪れた夢の森公園。 3万以上のカキツバタを楽しんだ後は、公園内を散策していこう。 里山の素朴な花があちこちに。 里山の自然環境を残したフィールド。水辺や森にたくさんの遊歩道が伸びている。 公園内のあちこちに動植物に関するクイズが用意されている。これはすぐ解りました。 雪のように白い花を吊り下げるエゴノキ。 イギリスでは「スノーベル(雪の鐘)」と名付けられているかわいい花。 小さな白い花がかわいくて、いつもレンズを向けてしまう。 花に群がるたくさんのハチに混じってカシャカシャ。 別の池にもカキツバタ。水辺の花は涼やかに見える。 池の睡蓮。朝咲いて夕方に閉じてしまう美しい花。 タニウツギの色はいつも優しい。 帰りは森の道へ。 皆さん水辺のカキツバタがお目あてなので、森の中はとても静か。 木製遊具のあ

    花を見ながら - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/06/25
  • カキツバタ - NIIGATAさんぽびと

    広い湿地に広がる青紫の花。 3万以上のカキツバタが咲き誇る公園へ。 柏崎市の夢の森公園へ。 森や水辺など里山の豊かな風景を残す公園。 様々な里山の生き物たちに触れ合うことができ、市民の憩いの場となっている。 5月下旬、カキツバタが見頃と聞いてやってきた。 池の向こうの鯉のぼりが見える辺りがカキツバタ苑。池のほとりをてくてくと。 ところどころにキショウブも。明るい色でよく目立つ。 アヤメ、花菖蒲、カキツバタ… アヤメ科の花は見分けがつきにくいが、これはわかる(だって黄色だもの) カキツバタ苑に到着。 場所によって花の密度に差があるが、もう見頃と言って良さそう。 きれいな木道が整備されているので、車椅子の方も見学できる。 空に泳ぐよ鯉のぼり。 公園ができる前、この一帯は田んぼで、畦や用水路沿いにカキツバタが植えられていた。 沼地のような土地で、田植えの時は体が胸まで潜ることもあったらしい。

    カキツバタ - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/06/23
  • 山奥の廃村跡には Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    キラキラと光る水辺で咲くミツガシワ。 ひとつひとつの小さな花は、凛とした白さが美しい。たきがしら湿原の続きです。 木道のまわりはミツガシワの群生。緑と白の花畑。 白いヒゲをたくさんつけた純白の花。 このモシャモシャは寒さや強い日差しから身を守るためらしい。 ミツガシワは「氷河期の遺存植物」と言われ、 約200万年前の氷河期から北半球に広く生息していた生き残り植物なんだとか。 人類出現よりはるか昔から、今と同じように白い花を咲かせていたと思うとすごい。 ミツガシワの花言葉は「私は表現する」。 学名の語源が「表現する・花」の意味であることと、 下から上に向かってだんだんと美しく咲きあがっていく様子が、 自らを誇らしげに表現しているように見えることからつけられたらしい。 悠久の時を経て今も生き続ける植物だと思うと、ちょっと尊く見えてくる。 澄んだ空気の中、木道を奥へ。 脇の小さな小川には、山から

    山奥の廃村跡には Ⅱ - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/06/19
  • 山奥の廃村跡には Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    昔、山あいの小さな集落があった場所。 人が去り、荒れ地と化していた水田跡に、きれいな湿原が広がっている。 阿賀町上川地区の山あいにある「たきがしら湿原」へ。 ここは新潟県と福島県の境に近い山の奥。緑豊かな広葉樹に囲まれた人工の湿原。 それほど広くはないが、春から秋にかけて、素朴で可憐な花が楽しめる。 周囲の森には散策路も整備され、様々な動植物が生息する自然の宝庫。 気持ちいい新緑の季節。天気がいいので久しぶりに訪れた。 湿原から流れ落ちる水の音が響いていた。 湿原を見渡す展望塔へ。 中には休憩スペースがあり、説明パネルが飾られている。 デッキからは湿原を見渡せる。 かつてここには「滝首(たきがしら)」という集落があった。 この湿原は水田として耕作されていた場所。 水田耕作している頃の滝首集落(展示パネルより) 山奥の小さな集落は、時代とともに過疎が進み、後継者もいなくなった。 最後は5戸を

    山奥の廃村跡には Ⅰ - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/06/17
  • 晴れた日は水と緑を - NIIGATAさんぽびと

    ポカポカ陽気の日は、水の近くに行きたくなる。 そして、できれば新緑の中も歩きたいし、季節の花も見たい… というわけで。 上越市の「大潟水と森公園」へ。 鵜ノ池と朝日池という2つの池にまたがる自然豊かな公園。 広くて静かな園内は景色を見ながらのんびり歩くにはもってこい。 水も緑も楽しみたいというワガママに答えてくれる場所。もう何度も来ているのに、また足が向いてしまった。 この日はいつもと違う道順で。天気もいいし、のんびり行こう。 木々の中に現れた「森の砦」。秘密基地みたいで子供が好きそう。誰もいませんでしたが… ハルジオンやタンポポの綿毛、足元の花を見ながら。 広い公園は7つのゾーンに分かれていて、それぞれ違った表情を楽しめる。 木々の向こうに鵜ノ池が広がっていた。 砂丘が川をせき止めてできた池で、貴重な動植物の生息・生育の場。 きれいな水鏡を見ながら、水上回廊を渡っていく。 芝生で寝転ぶ三

    晴れた日は水と緑を - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/06/10
  • チューリップ品種保存計画 - NIIGATAさんぽびと

    広い畑の中ほどに、変わったチューリップがたくさん咲いていた。 胎内市チューリップフェスティバルの続きです。 80万が並ぶチューリップフェスティバル会場。 目移りしながら花畑を歩いていくと、少し変わったチューリップが並んでいた。 形が変わっていたり、カラフルな色だったり。 これらは、芳垣航輔(よしがきこうすけ)さんというチューリップ愛好家の方が展示していたもの。 胎内市でチューリップの品種収集と保存を行っている方らしい。 説明板によると… チューリップは毎年50〜100品種が国際登録され、 流行や生産の変化とともに栽培される品種はどんどん変化していく。 人の手で生まれた園芸品種は、栽培する人がいなくなれば消えてしまう。 消えていく品種を保存して残していくことができないか… という思いから芳垣さんは、 国内外に出回るあらゆる園芸品種を収集して栽培、保存するという 「チューリップ品種保存計画」

    チューリップ品種保存計画 - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/06/04
  • チューリップ畑 - NIIGATAさんぽびと

    一面に広がる色鮮やかな花の絨毯。 80万が咲き誇るチューリップ畑へ。 胎内市のチューリップ畑へ。 毎年この時期に、2ヘクタールの畑に、約60種類、80万のチューリップが咲き誇り、 チューリップフェスティバルが開催される。 見渡す限りのチューリップ。 初めて来てみたが、色とりどりの絨毯が広がる景色は壮観だ。 さてどこから歩いていけばいいものか。迷路じゃないのに迷ってしまうぞ。 胎内市は全国有数のチューリップの生産地。 胎内砂丘の立地と新潟県特有の気象が、チューリップ球根の栽培に適しているという。 ここは観賞用の花畑ではなく、球根育成用のチューリップ畑。 花を刈り取るまでの間だけ楽しめる畑で、最終日には刈り取り作業も見学できる。 畑を見下ろす小高い場所に高所作業車が置かれていた。 地元の電気工事組合の協力で、クレーンに乗って上から花畑を見下ろすことができるのだとか。 かなり上に伸びそうな立

    チューリップ畑 - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/06/02
  • 山あいの小さなダムへ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    釣り人が集う山あいの小さなダム。 胸のすくような絶景はないが、不思議と居心地のいい場所だった。 加茂市の山あいにある下条川ダムへ。 下条川流域の洪水防御を目的として昭和49年に完成した重力式コンクリートダム。 今まで来る機会がなかったが、天気もいいので散歩気分でやってきた。 ダムというと広々とした景色を思い浮かべるが、ここのダム湖(?)は山に挟まれた川のよう。 周囲には染井吉野が700ほど植えられているが、残念ながらこの日はすっかり終わっていた… その代わり、数は少ないが遅咲きの八重桜が咲いていた。 眩しい新緑に優しいピンク色。 遠くを見ると、水際で糸をたらす人々が。 へら鮒釣りのメッカとして知られるこのダムでは、毎年鮒釣り大会が開催され、 雑誌にも取り上げられたのだとか。 平時は低水位が維持されている防災専用ダムなので、水面ギリギリに造られた釣り場がいくつもある。 水位変動が大きい通常

    山あいの小さなダムへ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/05/28
  • 水に桜 - NIIGATAさんぽびと

    池の桜が散り始めていた。水に浮かんだ花びらもまた美しい。 お松の池の続きです。 去年も早かったが、今年の桜はそれ以上に早かった。 去年は急な満開に驚いているうちに、あれよあれよと見頃が過ぎていった。 その経験から心の準備ができていたのか、今年はいくつかの場所で花見ができた。 でも、早く咲けば早く散る。 紅葉を見ていても同じ思いにかられるが、この景色がもっと長く続かないものかと思う。 瞬く間に散ってしまうのを知っているから、より美しく感じるのかもしれないが… お松の池の満開の桜も少しだけ散り始めていた。 この池には、名前の由来になった「お松」という女性の逸話が残っている。 昔、この村に嫁いできたお松という娘がいた。 姑は村一番の機織上手で、機織に不慣れな嫁を早く一人前にしたいと厳しく指導した。 お松は一生懸命に織り続けたが、なかなか姑の気に入る機ができず、 だんだんと気落ちしていった… 何年

    水に桜 - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/05/25
  • お松の池 - NIIGATAさんぽびと

    地元の憩いの場になっている周囲1kmほどの静かな池。 湖畔に植えられた桜が静かに見頃を迎えていた。 南魚沼市六日町の上の原高原にある「お松の池」へ。 杉林と桜並木に囲まれた、周囲1km程の小さな農業用の溜め池。 1503年の古文書にすでに池に関する記述があるというから、歴史はかなり古い。 ちょうど見頃を迎えていて、地元のお年寄りのグループがベンチに腰掛けて花見をしていた。 人が押し寄せることもない池は、のどかなお花見スポット。 今まで何度か桜の時期に訪れたことがあるが、いつも散りかけだった。 満開の桜を楽しみながら池のほとりを歩いていく。 対岸から見る桜並木の水鏡。 池には、杉木立に覆われた二つの小さな島がある。 北が弁天社を祀る弁天島、南は戸隠神社を祀った戸隠島。 弁天島へは橋が架かっている。 橋から見る水の上には睡蓮の葉と桜の花びらの模様。 杉林の中にひっそりと祀られている弁天社。 隣

    お松の池 - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/05/23
  • 静かな湖畔で Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    いつもより早く見頃を迎えた大崎ダム公園の桜。 桜が並ぶ湖畔の道をゆっくり散歩。前回の続きです。 天気もよく山の緑もきれいだ。 青空の下、湖のほとりをてくてくと。 湖のほとりの広場へ降りて。 水際で揺れる水面を眺めたり、 水鏡を撮ったりして、しばらく楽しんだ。 先へ進むと、キクザキイチゲやネコノメソウがあちこちに。 湖の一番奥にある砂防ダムから流れ込んでいた雪解け水。 折れて地面に落ちた桜の枝。きれいな花を咲かせていた。 帰り際、少し風が吹いて、さざなみがキラキラ。 静かな湖畔で今年もゆっくりと楽しめた大崎ダムでした。

    静かな湖畔で Ⅱ - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/05/21
  • 静かな湖畔で Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    湖畔に植えられた満開の桜が綺麗な水鏡を見せていた。 静かなダム湖のほとりで静かなお花見。 今年も南魚沼市の大崎ダムへ。 まわりに植えられている約200の桜が見頃になっていた。 毎年、桜が咲く頃には、ダム湖の上にたくさんの鯉のぼりが泳ぐ姿が見られるのだが、 今年の桜は気が早くて、飾り付けされる前に咲いてしまったようだ。 鯉のぼりが泳ぐ時まで、この桜はもっているかなあ… 着いた時には人影もなく、期待通りの静かな湖畔。 風もほとんどなく水鏡が美しい。 鯉のぼりはまだだが、物の鯉はたくさん泳いでいた。 誰もいない遊歩道を歩いていく。聴こえるのは鳥のさえずりだけ。 今年も鮮やかな黄色を見せていたスイセン。 山からの流れの脇にショウジョウバカマがたくさん咲いていた。 落ち葉の標。 去年よりは少ないが、ところどころに雪が残っていた。ザクザクと冷たい感触が心地いい。 いつもの気まぐれで脇道へ。登った

    静かな湖畔で Ⅰ - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/05/19
  • ヒガンザクラの樹林へ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    頭上にも眼下にも桜が迫る。その造形に圧倒されながら登っていく。 小山田彼岸桜樹林の後半です。 光を浴びた花が輝いて。 老木が枝を縦横無尽に伸ばし、あたりを覆うように立ち並ぶ。 登っていくと道が倒木でふさがれていた。見渡せば何も倒れている。 歩いてくる途中にも、地面に落ちた枝が気になっていたのだが、 この斜面ではあちこちで木が倒れていた。 幹の途中から折れた木、根っこから倒れた木… 長い年月を生き抜いていきた木がこんな姿になるほど、この冬の雪は厳しかったようだ。 ここでこんな景色を見るのは初めてだった。 倒れた木を迂回して先へ。 あらためて眺めてみれば、途中で折れた木がたくさん立っている。 今年だけに限ったことではなく、今まで何度も折られながらも生きてきたのだろう。 ここにもシラネアオイが植栽されていた。優しい花にほっとする。 樹林の斜面を登りきって、見晴らしのいい広場に到着。ここが周回コ

    ヒガンザクラの樹林へ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/05/16
  • ヒガンザクラの樹林へ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    空に向かってうねるように伸びる桜の巨木たち。 春になると歩きたくなるお気に入りの場所、エドヒガン桜が並ぶ山へ。 五泉市の小山田彼岸桜樹林。 昔から花の名所として知られ、かつて山腹は1000ものエドヒガン桜に覆われていて、 「花の吉野にまさるともおとらず」と称賛されたほどだったという。 現在残っているのは250ほどだが、山道沿いに巨木が並ぶ景色は素晴らしく、 国指定天然記念物になっている。 天気のいい日、例年より早く見頃を迎えたと聞いてワクワクしながらやってきた。 車を停め、杉林の中を登っていく。 途中で見かけたお猿。4匹くらい出てきて、前の枝に登って遊んでいた。 10分ほど登ると、杉林の中に桜の巨木が見えてくる。 樹齢150年を超える樹高20mほどのエドヒガンが並ぶ道。その高さに圧倒される。 見上げる方向で景色がくるくる変わる。 結構勾配があるので、写真を撮りながら(休みながら)ゆっく

    ヒガンザクラの樹林へ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと
    oichiro
    oichiro 2023/05/13