サイロのような円筒に粒子を詰め込んだ場合、実際よりも重くなる場合があると確認された実際より軽くなるヤンセン効果は古くから明らかにされていたが、重くなることが示されたのは初どちらも粒子と壁との摩擦が原因で、サイロの直径や詰め込んだ粒子の高さで状況が変わる サイロのような円筒形の容器の中に、粒子状のものを大量に流し込んだだけなのに、実際よりも重くなることがあるという研究が発表されました。 おいおい、物理法則破れてんじゃん! ヒッグスじゃ! ヒッグス粒子の仕業じゃ! と、騒ぎたくなるかもしれませんが、そんな複雑なお話ではありません。 容器に詰め込んだ物質は、互いに押し合って容器の壁と摩擦を起こし、押し上げられたり、押し下げられたりするために、実際の質量と異なる場合があるのです。 ただ、穀物でいっぱいのサイロでは、壁が穀物の重量の一部を支えているため、測定された重量が穀物の真の重量よりも少なくなる