埼玉県飯能市の飯能銀座商店街は14日、商品を100円で販売する「100円商店街」を開いているのにちなみ、新郎新婦の負担は100円のみの「ぎんざ100円結婚式」を同商店街で開いた。 大勢の買い物客や商店主などが2人の門出を祝った。 式を挙げたのは、入間市の会社員(24)と女性(22)。 飯能鳶(とび)組合の木遣(きや)りの先導で、2人は商店街広場に設置した仮神殿で式を挙げ、人力車に乗ってパレード。2人は「商店街に感謝したい」と語り、「皆さんに祝福してもらいどんな結婚式よりもうれしく思った。一生の思い出です」と喜んでいた。 同商店街は「式に使う物は商店街で全てそろう。各店が持ち味を生かせば、こんな式ができる」と話している。