アフガニスタン南部へルマンド州で12月31日夜、結婚式の会場に砲弾が着弾し、招待客ら少なくとも26人が死亡した。付近ではアフガン政府軍と反政府勢力タリバーンの戦闘が続いている。アフガン軍幹部は1日、同軍側の砲弾が着弾した可能性が高いとして、ロイター通信などに「事実関係を調査する」と述べた。 アフガニスタンでは同日、米軍主体の国際治安支援部隊(ISAF)が戦闘任務を終了した。今後はアフガン軍と警察が治安維持に当たる。ヘルマンド州では10月にISAF部隊が撤退、タリバーンが攻勢を強めている。(ニューデリー=貫洞欣寛)