「インスタ映え」へのアンチテーゼとしてふかわりょうさんの「いいねなんて、いらない」という風向計の記事が話題になっています。どちらかと言うと賛同する声の方が多いような気がするのですが、僕は少しだけ違う思いを感じたので簡単に言葉にしてみようと思います。 僕はおじいちゃんが大好きでした。 おじいちゃんは若くして小さいながらも埼玉で農機具販売の会社を起こし、その資金を元に自動車学校を開校。その校長を務めた後、新たな事業を起こす最中に不慮の事故で亡くなったと僕はおばあちゃんから聞かされました。 僕がまだ幼い頃に亡くなってしまったこともあり、おじいちゃんの記憶はおぼろげで曖昧です。おじいちゃんが運転するクラウンの助手席に乗り、うつらうつらと船を漕ぎながらバックミラーに映るおじいちゃんの顔を眺めていた、というのが僕の中でのほぼ唯一のおじいちゃんとの思い出。とても乗り心地がよかったことは覚えているのでさす