以前ある元IT関連会社々長が、ネット上で 「寿司職人が何年も修業するのはバカ」 と発言し、物議をかもしたことがありました。 また 「機械が握った寿司と、熟練職人の握った寿司の違いって何?」 とか、「マニュアルさえあれば、何年も下積みする必要などないのでは?」 などという意見も散見されます。 人それぞれ意見はあるでしょうが・・・その修業に関して、あの〝料理の鉄人〟道場六三郎氏が月刊『致知』7月号で語っておられましたので、以下に抜粋・編集にてご紹介致します。 ◆ ◆ ◆ ◆ 料理の道一筋に歩み続けて66年。 今つくづく思うのは、 「何歳になっても、人間を磨いていくことが重要である」 ということです。 どんな職業にも上には上がいるもので、自分だけの小さな世界で留まっていては、成長しません。 常に謙虚さを持ち、上を目指していく。 決してもうこれでいいと思わない。 85歳を迎
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