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2009年6月10日のブックマーク (1件)

  • 【梅田望夫観戦記】 (9) 一致していた両対局者の大局観

    午後5時半に対局室に入ったときは、木村さんが97手目▲9四歩を指したところだった。 そこから約2時間後の午後7時29分、木村さんは一分将棋まで頑張り続け、最後に50秒、1-2-3まで読まれたところで、駒台に手を置いた。 終局後、いちばん興味があったのは、控え室で大きく割れた大局観について、対局者二人がどう考えていたかであった。 羽生、木村、二人の大局観は、先手有利でぴったりと一致していた。 勝者・羽生棋聖の感想第一声は、 「駒が偏り過ぎて、攻め味がなくなって、作戦負けだった。仕掛けられてダメでしょう。先手の銀二枚のおかげで動けなくなってしまった。」 だった。 敗者・木村挑戦者のほうは、 「▲6八角で十分やれそうだと思ったし、序盤もまずまずだったのに、そのあと乱れてしまった。相手の端攻めはそこしかないと思ったけれど、意外にうるさ かった。王さまがのこのこ出て行って、結局はダメだったけれど、そ

    【梅田望夫観戦記】 (9) 一致していた両対局者の大局観