分岐する 前回のように環境変数を用いて、システムに設定されている文字列やユーザーによって入力された文字列を取得できます。この文字列を調べ、バッチファイルで実行するコマンドを切り替えるにはifコマンドを使います。ifコマンドは、バッチプログラムで用いられる特殊なコマンドで、指定された条件が一致するときのみ特定のコマンドを実行します。 ifコマンドを使うことで、起動するプログラムをユーザーに選択させるなど、バッチプログラムが処理するオプションを入力、その結果によって処理を分岐します。このコマンドを使えば、わずかな処理の違いのために複数のバッチファイルにプログラムを分ける必要がなくなり、1 つのバッチファイルに多くの機能を統合できます。 ifコマンドにはいくつかの種類がありますが、プログラム的な分岐に利用する場合は2つの文字列を比較して互いに等しければ対象のコマンドを実行します。 if 文字列1