移籍先のロッキーズには2006~07年にも所属。'07年に打率2割8分8厘、32盗塁でチームのワールドシリーズ進出に貢献した。「僕に2度目のチャンスを与えてくれて感謝している。できるだけ早くメジャーに上がってチームの勝利に貢献するのが目標です」とコメントした 5月19日、ロッキーズ戦終了後の記者会見だった。通常ならミルズ監督が真っ先に壇上に立つのだが、最初に姿を見せたのはウェードGMだった。 「試合終了後にカズオ・マツイにチームから解雇する旨を告げた。シーズンのこの時期に選手と解雇について話し合うのは楽なことではない。だが昨シーズン途中と今シーズンの彼のパフォーマンスは、期待するレベルに達していなかった」 アストロズの松井稼頭央選手がシーズン半ばで解雇された瞬間だった。 だが、開幕から松井を取材してきた私にとって、驚きはなかった。 新監督の下、先発出場が限られ、40試合中27試合に出場し打
![松井稼頭央、突然解雇の真相。開幕の好調ぶりは何故消えたのか?(菊地慶剛)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dddf08d7c633d87fcb9bb5e9ebd4e7a193235000/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fb%2F3%2F-%2Fimg_b39fbc68aa833bfce408cdbf25f3d7b4367329.jpg)