ヒロ・マツダ、ジャイアント馬場、アントニオ猪木らと名勝負を繰り広げた往年の名レスラー、ダニー・ホッジ氏(82)がUWFスネークピットジャパン(東京・高円寺)を主宰する宮戸優光氏の招きで6年ぶりに来日。82歳にして驚異のリンゴ潰しを披露した。 ホッジ氏は現在も生まれ育った米国オクラホマ州に在住。片手でリンゴをグシャグシャに握り潰すと「オクラホマの田舎で育ったからね。朝、夕と5頭の牛の乳搾りを任されていたから、それで自然と握力が鍛えられた。乳搾り以外にも、あらゆる農作業が体をナチュラルに鍛えてくれた」と現役時代から恐れられた握力の秘密を語る。 中学校で始めたレスリング(カレッジスタイル)で卓越した才能を発揮し、19歳で出場したヘルシンキ五輪(1952年)で初めてフリースタイルを体験するも5位入賞。続くメルボルン五輪(56年)ではフリー、グレコの両部門(ライトヘビー級)で米国代表に選ばれ、フリー