ロックバンドのザ・クロマニヨンズが、アルバム『GUMBO INFERNO』を9月24日に発売。伝説のロックバンド・THE BLUE HEARTSのメンバーとしてデビューし、現在はザ・クロマニヨンズのメンバーとして活躍する甲本ヒロトと真島昌利が、ORICON STYLEのインタビューに応じた。音楽シーンの第一線で活躍し続ける彼らのベールに包まれた素顔に迫る。 【写真】その他の写真を見る ◆2~3年ぐらい前までは、ギターを弾くことを遠慮していた……(真島) ――音楽に対して、年齢と共に変わったことはありますか? 【甲本】 昔はお小遣いが限られていたから、1ヶ月に2枚のアルバムを買うのが精一杯だったけど、今はもっといっぱい買えて幸せです。 【真島】 20年ぐらい前までは、1日2枚レコード買ったらオレ、“人非人”だって思ってた(笑)。 【甲本】 レコード屋に行っても、2人でヒヤヒヤしながら心臓バク
日雇い労働者の街として知られる西成のあいりん地区。その象徴ともいえるのが、三角公園での炊き出し、そして南海電鉄の高架下付近にズラリと並ぶ露天商、通称「泥棒市場」だ。今年9月には、闇たばこを販売していた露天商の女が逮捕(無許可販売)されたが、そこは違法性の高い商品が並ぶことで知られていた。 「海外の免税店で一括で仕入れ、1箱300円で売っていた闇たばこは泥棒市場の人気商品だった。違法なブツとはいえ、買う側に害がないだけまだマシ。もっとヤバい商品がある」とは西成ウォッチャー。彼はこう続ける。 「何でもありが泥棒市場の魅力。闇たばこを買う金もない人間には、50円のシケモク100本セットとかが人気だった。あとは普通のたばこが1本20円でバラ売りされていることもある。ところが、単なるバラ売りではない。たばこの葉っぱをバラして、シケモクの吸い殻や枯れ葉などを混ぜて、本数を水増ししたようなシロモノもある
福岡市の天神交差点に面した福岡ビルが開業したのは1961年のことだ。その1階に日本楽器(ヤマハ)直営の福岡店がオープンしたのは64年だ。楽器とレコード販売。特に、輸入盤レコードの窓口であり、海外からの新着レコードの争奪戦が毎日のように、繰り広げられた。 「サンハウス」の柴山俊之はABCのバンド名順に並んだブルース、ロックのレコードを一枚一枚吟味した。気になる1枚があると伸びた爪でコーティングされたビニールをすっと切った。視聴して気に入れば「取り置き」にした。 鮎川誠も同じだった。「これも取り置きして」。柴山、鮎川の選んだレコードが取り置き棚の多くを占拠していた。 在庫のないレコードは予約注文をした。上田恭一郎はジャズギターの元祖、チャーリー・クリスチャンの「ソロ・フライト」のフランス盤を注文した。1年後、店のレコード係だった「藤村」からはがきが届く。「入荷見込みなし。予約金1000円を返却
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