『人魚伝説』ブルーレイ発売記念イベントに出席し撮影秘話などを語った映画評論家・樋口尚文(左)と白都真理 女優の白都真理が8日、池袋の新文芸坐で行われた「『人魚伝説』ブルーレイ発売記念」オールナイトイベントに来場、故・池田敏春監督との思い出を振り返った。 白都真理、伝説のカルト映画でしごかれた 画像ギャラリー 池田監督が手がけた『人魚伝説』は、原発誘致をめぐる陰謀のために夫を殺された海女・みぎわが、誘致にかかわった人々を次々と血祭りにあげていく姿を描き出した伝説のカルト映画。池田監督は、復讐(ふくしゅう)の鬼と化した海女、みぎわに徹底的になりきらせるために、撮影現場のみならず宿泊先でも白都を監視。海に潜るシーンもスタントはなし。さらに撮影期間をどんどん延期させるなど、精神的にも肉体的にも白都を徹底的に追い込んだ。過酷な撮影に我慢を重ねてきた彼女だったが、裁ちばさみで自分の髪を切るというシーン