ウォーターフォールモデルから、アジャイルへの切り替えを試みる開発チームが多いなか、スクラムを導入したもののうまく浸透しなかったという声も少なくありません。公式の『スクラムガイド』のとっつきにくさが導入のハードルを上げているとの声も聞きます。 Rettyのスマホアプリ開発チームは、あえて現在の自チームに合わせたカスタマイズを一切せず、『スクラムガイド2017』に沿ってスクラムを導入。メンバーのモチベーション向上や開発メンバーの視座を高めるなど、わずか半年で効果を出しました。 参考:スクラムガイド™(日本語版PDF) いかにハードルを乗り越え、チームの生産性向上とメンバーの満足度向上につなげたのでしょうか。スクラムの導入を提案し、実際に導入したチームのマネージャー、スクラムマスター、開発者メンバーの3名に話を聞きました。 スクラム導入前夜〜タスクの属人化に課題あり 1人のプランナーが5人のエン