平成の正しい飲みニケーション 「部下手当」を支給する会社も出てきた 「飲みニケーション」が見直されている。「もっと部下と飲みに行け」と飲み代を支給する会社も出てきた。「若いヤツらは付き合いが悪い」なんて嘆く必要はない。アナタは上司だ。断る若手がどうかしている。もうすぐ新入社員も来る。どんどん誘ってコミュニケーションを図るべし! ●能率が上がって業績も伸びる オフィス向けサービス業の「武蔵野」(東京)では、部下4人以上の管理職に必ず月1回、部下と飲み食いすることを義務づけている。月2万5000円の「部下手当」を支給し、これを破った管理職には同額の“罰金”を科す、というから徹底している。同社の小山昇社長が言う。 「会議や面談の席で本音を言うバカなんていませんよ。真意が聞けるのは飲み会の席。上下関係を介さず飲めば、お互い、どんな人間か分かるしね」 もちろん、小山氏自身も、年1