動物園職員が乗ったゴムボートの前を歩くフラミンゴ2羽になったおとりのフラミンゴ。おりの奥側のネットの下が破れていたという=いずれも紋別市のコムケ湖、代表撮影 旭川市の旭山動物園から逃げ出し、紋別市のコムケ湖に居着いているフラミンゴの捕獲作業が18日午後、日没を待たずに打ち切られた。おとりのフラミンゴ1羽が死に、その後もフラミンゴが捕獲網に近寄らなかったことから、捕獲が困難と判断した。捕獲作業の内容や時期を再検討するという。 8月3日以来の捕獲作業は17日午後から再開され、18日まで2日間の予定で進められた。おとりのフラミンゴは動物園から現地に運ばれ、湖に置いたおりの中に入れられていた。動物園職員が18日午前0時に見回りしたところ、おりの中にいた4羽のうち1羽が死んでおり、1羽がいなくなっていた。おりの網が一部壊され、おりの外には羽根が散乱。キツネに襲われたとみられている。 フラミンゴ