いよいよ一ヶ月後に迫ったアメリカ大統領選挙。2期目を迎える現職オバマにとって、本来であれば勝利が確実な無風選挙になるはずだったが、依然として何が起きてもおかしくない状態が続いているという。 あれほどまでの熱狂を持って迎えられたアメリカ史上初の黒人大統領オバマは、なぜわずか4年の間にここまで不人気になったのか。医療保険改革、金融改革、GM国有化等々、オバマ1期目の功績と呼ばれるものが、逆にことごとくオバマ不人気の原因となっているあたりが、いかに今日のアメリカが困難な局面を迎えているかを如実に物語る。 一方、共和党のロムニー候補も今ひとつ決定打に欠けると言われる。まだまだアメリカ社会には偏見が残るモルモン教徒であることに嫌気を刺されたか、あるいは億万長者でありながらほとんど税金を払っていないことが、庶民の怒りを買っているのか、それとも保守層にとってロムニーでは保守度が足りないのか。 アメ
北野武監督の最新作『アウトレイジ ビヨンド』は、ナンセンスでバイオレントな爆笑ブラック・コメディだった前作『アウトレイジ』を伏線に緻密な脚本を練り上げ、前作で撒き散らした暴力の”おとしまえ”を監督自らが着けようとしたかのような、因果応報が巡る秀逸な人間ドラマに仕上がっている。 北野武が明白に娯楽作品としての”面白さ”を追求した本作には、前作からの成り上がり組(山王会の加藤(三浦友和)、石原(加瀬亮)、舟木(田中哲司))と生き残り組(大友(ビートたけし)、木村(中野英雄))、マル暴の刑事(片岡(小日向文世)、繁田(松重豊))に加え、新たに登場する関西ヤクザ花菱会の面々(神山繁、西田敏行、塩見三省、高橋克典)や中尾彬、名高達郎、菅田俊、光石研、新井浩文、桐谷健太といった味のある俳優陣が嬉々として加わっており、この男の前で自分の演技を見せたいという彼らの異様なテンションが、21世紀的なリアリティ
Q:生放送でお送りしているくらし☆解説。 きょうは広瀬解説委員と 日本での公開が続いているインドの映画についてお伝えします。 Q:広瀬さん。そもそもインド映画というのはどんなものなんですか。 詳しくは後でご紹介するとして、まずは、今年日本で公開された「ロボット」という作品をご覧いただきたいと思います。 【ロボット】 こちらの映画。 失恋したロボットが暴走するというハチャメチャなストーリーで、IT大国インドが得意のコンピュータグラフィックスを使った、娯楽の要素がふんだんに詰め込まれた作品です。 キャストは主演男優のラジニカーント、女優のアイシュワリヤ・ライとインド映画界を代表する2人です。 インドで大ヒットとなり、日本でも90カ所で上映。 興行収入7000万円、観客動員数5万8000人になりました。 初めて大手のシネマコンプレックスで上映された本格的インド娯楽映画で、今も
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