中東の過激派 「イスラム国」と見られる組織が、日本人と見られる男性を拘束し、身代金の支払いや死刑囚の釈放を要求した。この組織の狙いは何なのか。日本や欧米諸国は今後、何ができるのか。日本エネルギー経済研究所の保坂修司・中東研究センター副センター長に聞いた。 (聞き手は森永輔) 今回の件は、「イスラム国とみられる組織」の犯行として報道されています。実際にイスラム国の犯行なのでしょうか。 保坂:そう見ています。2人の日本人が拘束されている姿を写した映像の中で、ナイフをかざし、英語で話している覆面の男は、かつてイスラム国が英米人の男性を殺害した時に登場した人物と同一ですから。 日本人がイスラム国に狙われる。大変なことが突然起きたという印象があります。保坂さんの目から見て、今回の件は想定できたことなのでしょうか。 保坂:はい、突然起きたことではありません。既に50人以上の日本人が中東の過激派に殺害さ

