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2015年11月2日のブックマーク (2件)

  • ロシアの苛烈な現実を描き、さらに神話の域へと掘り下げる映画

    ロシア映画界の異才アンドレイ・ズビャギンツェフにとって4作目の長編になる『裁かれるは善人のみ』では、辺境にある海辺の町を舞台に、ロシアの現実、そして神話的な世界が切り拓かれていく。 自動車修理工場を営むコーリャは、若い後のリリア、先との間に生まれた息子ロマとともに住み慣れた家で暮らしている。ところが、1年後に選挙を控えた強欲な市長が、とある計画のため権力に物をいわせ、彼らの土地を買収しようと画策する。一族が代々暮らしてきた土地に強い愛着を持つコーリャは、モスクワから友人の弁護士ディーマを呼び寄せ、対抗しようとする。そのディーマは、市長の悪事の証拠をつかみ、彼に圧力をかけるが、強大な権力が牙を剥き、コーリャたちをどこまでも追いつめていく。 強欲な市長の執務室の壁には、プーチン大統領のポートレイトが飾られている。ディーマが握る悪事の証拠に危機感を覚えた市長は、実力者の司祭に相談を持ちかける

    ロシアの苛烈な現実を描き、さらに神話の域へと掘り下げる映画
    okbc99
    okbc99 2015/11/02
  • 第28回東京国際映画祭の審査員会見「審査にルールはなかった」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS

    10月22日から開催されていた第28回東京国際映画祭が、10月31日に閉幕。コンペティション部門の東京グランプリに輝いたのは、ブラジル映画『ニーゼ』で、残念ながら同部門に出品されていた日映画3は無冠に終わった。クロージングセレモニーの後、審査員や受賞者による会見が行われた。 『ニーゼ』は、1944年のリオデジャネイロを舞台に、革新的な治療に挑んだ女性の精神科医の苦闘を描いた実話に基づく感動作だ。13年がかりで完成した意欲作で、主演のグロリア・ピレスの最優秀賞女優賞と合わせて2冠に輝いた。 最初の監督が降りて、その後監督を務めたというホベルト・ベリネール監督は「この話をどうしても世に出したかった。他の監督に撮ってもらうという選択もあったけど、それではサバイブできないと思いました。1回やり始めたらやめられなくなりましたが、少なくとも最後までやって良かったと思いました」と笑顔を見せた。 コン

    第28回東京国際映画祭の審査員会見「審査にルールはなかった」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
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    okbc99 2015/11/02