ゴダール×エリセ フランス映画社を代表する傑作4本を35ミリフィルムで上映! ■上映作品 『勝手にしやがれ』 監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール/原案:フランソワ・トリュフォー/撮影:ラウール・クタール/音楽:マルシャル・ソラル 出演:ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ、ダニエル・ブーランジュ、ジャン=ピエール・メルヴィル 90分/モノクロ/フランス/1960年 自動車泥棒のミッシェルは盗んだ車でマルセイユからパリへ向かった。パリではアメリカ人の恋人、パトリシアと奔放な生活を楽しんでいたが、警官射殺の罪を犯したミッセルを警察は逃しはしなかった。パトリシアは警察にミッシェルの居場所を伝えてしまうのだが。ゴダールの鮮烈な第一作品であるとともにヌーヴェル・ヴァーグの記念碑的作品。 『気狂いピエロ』 監督+脚本:ジャン=リュック・ゴダール/撮影:ラウール・クタール/音楽:アントワーヌ
ヴァカンスの終わり、思い出の始まり フランス北部ノルマンディ地方の小さな港町オルトを舞台に、シルヴァンが出会うやさしい物語。ちょっぴり太めで、彼女がいないシルヴァン。そんな彼が、ヴァカンスでパリから訪れた美しい母娘と過ごす夏の日々を、甘く切なく描きます。 『女っ気なし』 Un monde sans Femmes 2011年/フランス/カラー/58分/DCP/1:1.85/5.1ch 監督:ギョーム・ブラック/出演:ヴァンサン・マケーニュ、ロール・カラミー、コンスタンス・ルソー、ロラン・パポ 夏の終わり。地元の青年シルヴァンが管理するアパートを、ヴァカンスに来た母娘が訪れる。明るくて奔放な母と少し内気な娘。3人は海水浴や買い物をして仲良く過ごしていたが、やがてヴァカンスの終わりが近づき… 併映短編 『遭難者』 Le Naufrage 2009年/フランス/カラー/25分/DCP/1:1.85
『熱波』(ミゲル・ゴメス監督作品)公開記念 オリヴェイラ、モンテイロ、アントニオ・レイス……ポルトガル映画の巨匠たち。 ミゲル・ゴメス未公開作『自分に見合った顔』を含む珠玉のポルトガル映画特集。 砂漠に咲く小さな花――ポルトガル映画の魅力 オリヴェイラ、ローシャ、レイス、モンテイロ、この4人は誰もがたったひとつしかないピースであって、それぞれの後継者、たとえば、オリヴェイラ、モンテイロ、レイスの継承者といった存在はいません。つまり、ポルトガル映画は「不思議な事件」の産物なのです。冒頭でジョアン・ベナール・ダ・コスタの「ポルトガル映画はかつて一度も存在したことがない」という言葉を引用しました。しかし、それでもポルトガル映画は存在する。ただし、それは、ポルトガルという困難で、荒廃した、ときにはとても敵意ある風土の中で、いわば砂漠に咲く小さな花のように存在している。私はポルトガル映画をそう考えて
■トークショーが決定いたしました! 3月20日(水・祝)15:50 トークショー「集まれ!ベルリン・アレクサンダー広場!(仮)」 ゲスト:中原昌也さん、五所純子さん、渋谷哲也さん *当日限定の映像上映あり(予定)*入場料500円 死にたくなければどう生きるか 戦争、失業、犯罪の増加、ファシズムの台頭…不安に満ちた大都市ベルリン ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの集大成的超大作、全14話、15時間の圧倒的体験! 1920年代末ドイツのベルリン。二つの世界戦争に挟まれた不穏な時代。第一次大戦敗戦の痛手で社会は不安定を極め、失業者は日々増加し、犯罪が横行していた。またナチスと共産主義者の対立も激しさを増していた。その半面ベルリンはヨーロッパ有数の大都市として爛熟した文化が花開いた。そんな激動の時代を一人の“普通”の男、フランツ・ビーバーコップが辿る受難に満
■35㎜プリント&DCP同時上映 従来の35㎜プリントと、映画館での上映のためにつくられたデジタル素材DCP(デジタル・シネマ・パッケージ)両方で上映をいたします。 12月29日(土)~1月4日(金) 17:00(DCP)/19:00(35㎜) *31日19:00、1日両回休映 1月5日(土)~1月11日(金) 17:00(35mm)/19:00(DCP) 1月12日(土)~1月18日(金) 17:00(DCP)/19:00(35㎜)*14日休映 1月中旬に映画のデジタル化を考えるシンポジウムを開催予定(詳細は問い合わせください) 港町ル・アーヴルの裏通りに花を咲かせた 名匠アキ・カウリスマキの人間賛歌 北フランスの港町ル・アーヴル。パリでボヘミアン生活を送っていたマルセル・マルクスは、いまはル・アーヴルの駅前で靴をみがくことを生業としている。家には献身的な妻・アリエッティと愛犬ライカが
世界がついにソーマイを知った――。2011年の歿後10年を経て、2012年、エディンバラ国際映画祭、ナント三大陸映画祭、シネマテーク・フランセーズで全作上映が開催され、大きな反響を呼ぶ。その熱狂を受け、2013年1月、ソーマイが東京へと凱旋する。 ■上映作品 『翔んだカップル』 1980年/122分/ビスタ/製作=東宝、キティ・フィルム/原作=柳沢きみお/脚本=丸山昇一/撮影=水野尾信正 出演=鶴見辰吾、薬師丸ひろ子、尾美としのり、石原真理子 高校一年生・勇介の家に、間借り人として現れたのは同級生・圭。秘密の同居生活が始まるが、それぞれに恋慕する先輩・同級生らも入り交じり、引かれ合いつつも二人の関係はギクシャクしだす。有名漫画を原作に、青春の一季節を鮮烈に描いた、相米慎二の出発点。 『セーラー服と機関銃』 1981年/112分/ビスタ/製作=角川書店、キティ・フィルム/原作=赤川次郎/脚本
アキ・カウリスマキ監督最新作であり、新たな “港町3部作”のはじまりと言われる『ル・アーヴルの靴みがき』公開を記念して、『罪と罰』から『街のあかり』まで、カウリスマキ監督作品全20作を特集上映。 ■上映作品 <『ル・アーヴルの靴みがき』を見る前に…> 『ラヴィ・ド・ボエーム』 1992年/フランス+イタリア+スウェーデン+フィンランド/モノクロ/35mm/100分 製作・脚本:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン 出演:マッティ・ペロンパー、イヴリヌ・ディディ、アンドレ・ウィルム、カリ・ヴァーナネン、クリスチーヌ・ムリーリョ、ジャン=ピエール・レオー、サミュエル・フラー、ルイ・マル、ライカ アンリ・ミュルジェールの小説「ボヘミアンの生活の情景」を原作に、パリで撮り上げた作品。売れない作家のマルセル、アルバニア人の画家ロドルフォ、音楽家のショナール。若く貧しい芸術家3人が出会って結ん
現代マレーシア映画の牽引者ヤスミン・アフマド監督が遺してくれた“優しさの遺産” 遺作―『タレンタイム』―を含む全長編6作品を一挙上映 現代マレーシア映画の牽引者・映画監督ヤスミン・アフマドが2009年7月25日に急逝して、2年がたとうとしています。 ヤスミンは、多数の民族、言語、宗教が混在するマレーシア社会の現実、そこに生きる人々の姿を、しなやかでやさしいユーモアにあふれるタッチで描き、多くの観客を魅了しました。日本でも東京国際映画祭や国際交流基金の映画祭などでたびたび上映され、多くのファンを獲得しています。5年余りの短すぎる監督人生の中でヤスミンが遺してくれた「優しさの遺産」ともいうべき6本の長編をお楽しみください。 ■上映作品 『ラブン』Rabun 2003年/カラー/βカム/85分 CM業界から映画界へ転身したヤスミンの記念すべきデビュー作。定年を迎えて田舎町を離れた父と母の姿に娘オ
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