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ブックマーク / pikao.hatenablog.com (198)

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    そういえばハーモニー・コリンの『ビーチ・バム』は、マシュー・マコノヒー演じる詩人の主人公が「結局ヒモやん」というアナクロな人物造形でウンザリした。そういう旧態依然としたサブカル的な経済観念/労働観念にハーモニー・コリンの限界がある。そりゃあ、そういう体制に染まっているサブカル業界人は褒めますよね。マジでこういうのとブコウスキーを一緒にしてくれるなという思いだ。「サム・フリークス Vol.13」で上映する『スマイリー・フェイス』も『ビーチ・バム』との比較は避けられないかもしれないんだが、『スマイリー・フェイス』の主人公は「でも私は親の仕送り頼りのダメ人間じゃない」という台詞があることからも分かるように、経済的自立を維持しているという点は特筆しておきたい。 ブコウスキーは、飲んだくれであったが、「無頼派」とのちがいは、郵便局に勤め、経済的な自律を維持した点だ。「無頼派」を気取る連中の多くは親が

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    okbc99 2021/05/19
    “ハーモニー・コリンの『ビーチ・バム』は、マシュー・マコノヒー演じる詩人の主人公が「結局ヒモやん」というアナクロな人物造形でウンザリした。そういう旧態依然としたサブカル的な経済観念/労働観念にハーモニ
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    特集上映:サム・フリークス Vol.15 特集上映イベント「サム・フリークス」の第15回! 今回は映画史から黙殺されたフェミニスト西部劇の傑作『サウザンド・ピーシズ・オブ・ゴールド』と、ニール・ジョーダンの最高傑作の一つ『ブッチャー・ボーイ』を2立てで上映いたします。 どちらもこれを逃すとなかなか劇場では観ることができないであろう貴重な作品で、しかも2とも日初上映ですので、この機会にぜひー。今回も有料入場者1名につき250円が虐待を受けたり貧困下にある子供達への学習支援&自立支援として役立てられます! 12月26日(日)には同会場でこのイベントの第16弾が、3月21日(月・祝)にはイベントの第17弾が開催されます! こちらもぜひ! 概要: 1)日時:2021年10月24日(日) 2)会場:ユーロライブ(渋谷) タイムテーブル 12:50~ 当日券販売開始 13:00~ 開場 13:1

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    okbc99 2021/04/21
    “今回は映画史から黙殺されたフェミニスト西部劇の傑作『サウザンド・ピーシズ・オブ・ゴールド』と、ニール・ジョーダンの最高傑作の一つ『ブッチャー・ボーイ』を2本立てで上映いたします。”
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    映画『ミナリ』は「お姉ちゃんも辛いよ」という部分がほぼ全く描かれていない点に作り手の無自覚なヤバさを感じた。「韓国からの移民の話だから」というオリエンタリズムで評価が甘くなっているのと、19世紀の西部開拓にも通じる話なので、アカデミー賞受けがいいのも当然だわなと思いました(褒めてません)。 「お姉ちゃんも辛いよ」という部分もきっちり描かれている『ジョージア』の日語字幕を最近作っていたので、尚更そう思ってしまったってのはあるかも。『ジョージア』の監督のウール・グロスバードは、遺作となった『ディープエンド・オブ・オーシャン』も「お兄ちゃんも辛いよ」話だったし、晩年はそういう姉妹/兄弟関係についての映画を好んで撮っていた印象がある(あと、「サム・フリークス Vol.7」で上映した『当に僕じゃない!』でも「お兄ちゃんも辛いよ」という部分はきちんと描かれていた)。

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    okbc99 2021/03/22
    “映画『ミナリ』は「お姉ちゃんも辛いよ」という部分がほぼ全く描かれていない点に作り手の無自覚なヤバさを感じた。”80年代の話というのはあるけど『はちどり』などを見た後だとどうしても気になりますね。
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    映画『I Care A Lot』(監督:J・ブレイクソン)観賞。★★★★★。 作でゴールデン・グローブ賞の女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にロザムンド・パイクがノミネート! 全世界同時にNetflixで配信されている映画だけど、日だけ除外って『ダンプリン』と同じパターンじゃねえか(ってことは『ダンプリン』と同様に数ヶ月遅れで日でも配信されるのか?)。 金持ちの老人を養護施設に無理矢理ブチ込んで彼等の後見人になることによって金を巻き上げているロザムンド・パイク&エイザ・ゴンザレスの詐欺師コンビがダイアン・ウィーストを養護施設にブチ込んだことから起こる悪人達の攻防戦。監督は傑作『アリス・クリードの失踪』のJ・ブレイクソン。金持ちの令嬢を誘拐して監禁する限定状況映画だった『アリス・クリードの失踪』が周囲の人々を巻き込んで騒動が大きくなっていったとしたらどうなるのか、というのが作である

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    okbc99 2021/02/22
    “映画『I Care A Lot』(監督:J・ブレイクソン)観賞。★★★★★。”
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    「サム・フリークス Vol.12」で上映する『ミス・ファイヤークラッカー』の最後の15分はキリスト教社会における「人はなぜ生きるのか」という実存的な問い掛けであるので(聖書からの引用も多い)、聖書/キリスト教に詳しい人がいたら打ち上げで色々教えてください。物語の前半で(かつて孤児であった)主人公が回心して孤児の世話をするようになっていることから考えても、パウロの挫折と重ねて描かれているような気もするんだが。『ミス・ファイヤークラッカー』って表面的にはミスコンを題材にした群像コメディを装いながら、そういうかなり深いところまで話が突き進むのでマジでビックリする。wad氏が「『愛すれど心さびしく』とか『まぼろしの市街戦』のような淡くてなおかつ深い感動を与える名作」と評しているのもそれ故だと思う。

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    okbc99 2021/02/04
    “『ミス・ファイヤークラッカー』の最後の15分はキリスト教社会における「人はなぜ生きるのか」という実存的な問い掛けであるので(聖書からの引用も多い)、”
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    特集上映:サム・フリークス Vol.13 5月30日追記:緊急事態宣言が6月20日まで延長されましたが、「サム・フリークス Vol.13」は当初の予定通り6月6日に開催いたします。なお、座席を間引いての開催となり、ご入場は前売り券をご購入された方のみとします(当日券は販売いたしません)。また、当日はロビー・場内でのマスク着用および検温・消毒・手洗いなどの感染症予防対策にご協力お願いします。 特集上映イベント「サム・フリークス」の第13回! 今回は名匠ハーバート・ロスの怪作ミュージカル『ペニーズ・フロム・ヘブン』とグレッグ・アラキの最高傑作『スマイリー・フェイス』を2立てで上映いたします。 どちらもこれを逃すとなかなか劇場では観ることができないであろう貴重な作品で、しかも2とも日初上映ですので、この機会にぜひー。今回も有料入場者1名につき250円が虐待を受けたり貧困下にある子供達への学

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    okbc99 2021/02/02
    “特集上映イベント「サム・フリークス」の第13回! 今回は名匠ハーバート・ロスの怪作ミュージカル『ペニーズ・フロム・ヘブン』とグレッグ・アラキの最高傑作『スマイリー・フェイス』を2本立てで上映いたします。
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    ビル・フォーサイスの『グレゴリーズ・ガール』は英国映画協会選出による歴代英国映画ベスト100でも30位にランクインしたほどの名作青春映画ではあるものの、現代の視点からするとどうかと思うような描写も散見されるので、どうやって補完するべきがずっと考えていたんだが、やはりここはビル・フォーサイス自身の『シルビーの帰郷』でリカヴァーしてもらうのが一番良いという結論に至りました。というわけでサム・フリークス Vol.14はビル・フォーサイス特集をやる方向で進めていきたいと思います(会場と上映権の手配はこれから)。

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    okbc99 2021/01/18
    “というわけでサム・フリークス Vol.14はビル・フォーサイス特集をやる方向で進めていきたいと思います(会場と上映権の手配はこれから)。”
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    2020年の好きな映画ベスト10です。『Suzi Q』はダントツ。今年日公開されるらしいのでお楽しみに。ベストには入れていないけど、『スターガール』は映画としてはそこそこといった感じなものの、音楽シークエンス/ミュージカル・シーンがどれも魔法がかっていて最高なので一見の価値あり。ビッグ・スター「Thirteen」、ビーチ・ボーイズ「Be True To Your School」、カーズ「Just What I Needed」、ジョージ・ハリスン「Give Me Love」って選曲からしてヤバすぎでしょ。『ソウルフル・ワールド』を観るついでにディズニープラスで観てみてください。 01.『Suzi Q』(リアム・ファーメイジャー) 02.『シカゴ7裁判』(アーロン・ソーキン) 03.『37セカンズ』(HIKARI) 04.『ムッシュとマドモアゼル』(クロード・ジディ) 05.『パーム・スプリ

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    okbc99 2021/01/04
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    特集上映:サム・フリークス Vol.11 特集上映イベント「サム・フリークス」の第11回! 今回の1目はジョン・セイルズのシスターフッド映画『ゴー・フォー・シスターズ』、2目は児童映画の極北というべき傑作ドキュメンタリー『子供たちをよろしく』を上映いたします。 どちらもこれを逃すとなかなか劇場では観ることができないであろう貴重な作品で、特に『ゴー・フォー・シスターズ』は日初上映ですので、この機会にぜひー。今回も有料入場者1名につき250円が虐待を受けたり貧困下にある子供達への学習支援&自立支援として役立てられます! 5月8日(土)には同会場でこのイベントの第12弾が 、6月6日(日)にはイベントの第13弾が開催されます! こちらもぜひ! 概要: 1)日時:2021年3月6日(土) 2)会場:ユーロライブ(渋谷) タイムテーブル 12:50~ 当日券販売開始 13:05~ 開場 13:

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    okbc99 2020/12/22
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    自分が3投票するなら『カトマンズの男』『おかしなおかしな大冒険』『エースの中のエース』かな。60年代/70年代/80年代の代表的なアクション・コメディを1ずつ。『カトマンズの男』はあまりにも有名すぎるけど、『リオの男』にあったようなストーリーらしいストーリーが消え失せて、ほとんどアクションの釣瓶打ちのみで構成されている究極の映画ではあるので劇場で観たいやね。先日も書いたけど、ベルモンドのニヤケ顔が堪能できるコメディ路線を拡充して! 今度投票してきます。

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    okbc99 2020/11/19
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    特集上映:サム・フリークス Vol.12 4月26日追記:ゴールデンウィーク期間中の緊急事態宣言が発令されましたが、「サム・フリークス Vol.12」は会場のユーロライブと協議した結果、当初の予定通り5月8日に開催することに致しました。なお、座席を間引いての開催となり、ご入場は前売り券をご購入された方のみとします(当日券は販売しない予定です)。また、当日はロビー・場内でのマスク着用および消毒・手洗いなどの感染症予防対策にご協力お願いします。 特集上映イベント「サム・フリークス」の第12回! 今回の上映作品はホリー・ハンターの最高傑作『ミス・ファイヤークラッカー』と、ジェニファー・ジェイソン・リーの最高傑作『ジョージア』。つまりはシスターフッド映画の傑作2立て! どちらもこれを逃すとなかなか劇場では観ることができないであろう貴重な作品なので、この機会にぜひー。今回も有料入場者1名につき25

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    okbc99 2020/11/17
    “特集上映イベント「サム・フリークス」の第12回! 今回の上映作品はホリー・ハンターの最高傑作『ミス・ファイヤークラッカー』と、ジェニファー・ジェイソン・リーの最高傑作『ジョージア』。つまりはシスターフッ
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    この上映が成功したら、『○○の男』や『○〇〇○○の男』、『おかしなおかしな○○○』という鉄板の痛快作の公開にチャレンジするという。 ヤバイ! 『リオの男』『カトマンズの男』に『おかしなおかしな大冒険』って、ジャン=ポール・ベルモンド特集だけじゃなくて、『まぼろしの市街戦』のフィリップ・ド・ブロカ特集でもあるじゃんか! フィリップ・ド・ブロカの映画は現実から「跳躍」する瞬間があるのが魅力であり特徴なんだけど、ジャン=ポール・ベルモンドはその「跳躍」を自らの肉体で表現できる超絶的なアクション俳優なので相性抜群なんすよね(実は2人とも1933年生まれの同い年)。上記の3はどれも大好きな作品なんで、これはぜひ実現してもらいたいす。ついでに『ベルモンドの怪盗二十面相』も上映してくれたら嬉しい。 現在開催中のジャン=ポール・ベルモンド傑作選もほんとにほんとに最高なんで、タイミングが合う方はぜひ劇場に

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    okbc99 2020/11/06
    “フィリップ・ド・ブロカの映画は現実から「跳躍」する瞬間があるのが魅力であり特徴なんだけど、ジャン=ポール・ベルモンドはその「跳躍」を自らの肉体で表現できる超絶的なアクション俳優なので相性抜群なんすよ
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    映画『ムッシュとマドモアゼル』(監督:クロード・ジディ)観賞@『ジャン=ポール・ベルモンド傑作選』。★★★★★。 監督のクロード・ジディはなんと『ザ・カンニング』シリーズの人。ジャン=ポール・ベルモンドの「ちょっとお洒落でユーモラスで命知らずのアクション俳優」というパブリック・イメージをそっくりそのまま体現したかのような映画の内幕物で、久しぶりに映画館でコメディを観る多幸感にたっぷりと浸ることができた。ベルモンドの『華麗なる大泥棒』はジャッキー・チェンの『ポリス・ストーリー/香港国際警察』の、『カトマンズの男』は『プロジェクトA2』の元ネタであることは有名だが、作の邸宅内でのアクション・シーンはおそらく『プロジェクトA』の元ネタだろう。無謀なスタントのみならず、虎とヘラヘラしながらジャレあったりもしてるけどマジで危険すぎるぞ。ジェーン・バーキンやクロード・シャブロルも出演。そしてウラディ

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    okbc99 2020/11/02
    “ジャン=ポール・ベルモンドの「ちょっとお洒落でユーモラスで命知らずのアクション俳優」というパブリック・イメージをそっくりそのまま体現したかのような映画の内幕物で、久しぶりに映画館でコメディを観る多幸
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    『シカゴ7裁判』はアメリカ映画の真骨頂というべき民主主義の質を問う裁判映画でありながら、クライマックスが「演説ではない」というのは非常にクレヴァーで、その捻りの入れ方こそがカタルシスを生んでいるという巧妙な脚。これは間違いなく大傑作でしょう。

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    okbc99 2020/10/19
    “『シカゴ7裁判』はアメリカ映画の真骨頂というべき民主主義の本質を問う裁判映画でありながら、クライマックスが「演説ではない」というのは非常にクレヴァーで、その捻りの入れ方こそがカタルシスを生んでいると
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    大大大好きな『ミス・ファイヤークラッカー』の上映権が取得できるかもしれないので、そうしたらサム・フリークス Vol.12はオールタイム・ベスト映画『ジョージア』の再上映と組み合わせて最強の(言葉来の意味での)シスターフッド映画2立てで行きたいんですがどうでしょうか。どちらもホロ苦いけれども前を向こうとしている映画で、ずっと自分の心の支えになっている作品です。 『ミス・ファイヤクラッカー』 "Miss Firecracker" (1989) ★★★★★ トーマス・シュラム監督。ホリー・ハンター主演。メアリー・スティーンバージェン、ティム・ロビンス、スコット・グレンが共演する非常に地味な映画。私はとにかくこの映画がホリー・ハンターの最高傑作だと信じています。ものすごくチャーミングであるだけでなく、まったく関係はないが、『愛すれど心さびしく』とか『まぼろしの市街戦』のような淡くてなおかつ深い

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    okbc99 2020/10/08
    “大大大好きな『ミス・ファイヤークラッカー』の上映権が取得できるかもしれないので、そうしたらサム・フリークス Vol.12はオールタイム・ベスト映画『ジョージア』の再上映と組み合わせて最強の(言葉本来の意味で
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    以前にも書いた通りで、『ハニーボーイ』は「どんなに酷い親でも、親は親」という映画なので全く評価しません。正直言って、褒める方も褒める方だと思ってるからな。「感動的な話」として褒めることによって抑圧の再生産の構造を作ってるだけじゃん。その構造こそが醜悪だとはっきり言っておく。 もちろん、ギルティ・プレジャー的にこういう映画が好きな人もいるとは思うし、それは否定しないけど、配給会社の宣伝に乗っかって(金を貰って)推薦コメントを寄せている業界人の連中は恥ってものを知った方がいいよ。

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    okbc99 2020/08/07
    “『ハニーボーイ』は「どんなに酷い親でも、親は親」という映画なので全く評価しません。正直言って、褒める方も褒める方だと思ってるからな。”
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    『Honey Boy』はシャイア・ラブーフがPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患うきっかけとなった父親からのネグレクト体験を綴った半自伝的作品。シャイア・ラブーフ自身が父親役を演じていることからも分かるように、この映画自体が彼にとってのセラピーの一環なのだろう。とはいえ、シャイア・ラブーフですら「どんなに酷い親でも、親は親」という結論になってしまうのだから、人間はそういう感情から自由にならない限り根的に子供に対する虐待を減らすことはできないのではないかと思ってしまうな。子供をネグレクトするような酷い親は「親」じゃないよ。 あと、ジャネール・モネイっぽい女優が出ているなあと思ったら、それはFKAツイッグスだったのでした。隠しきれないミュージシャンとしてのオーラ。ボブ・ディランによる主題歌「All I Really Want To Do」は言うまでもなく素晴らしいが、あの曲は映画の内容以前

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    okbc99 2020/08/04
    “シャイア・ラブーフですら「どんなに酷い親でも、親は親」という結論になってしまうのだから、人間はそういう感情から自由にならない限り根本的に子供に対する虐待を減らすことはできないのではないかと思ってしま
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    映画『Palm Springs』(監督:マックス・バーバコウ)観賞。★★★★★。 タイム・ループ映画の新たな傑作が誕生! 結婚式を舞台にしたタイム・ループものというと、最近では『ラヴ、ウェディング、リピート』があったが、作では複数の人間がタイム・ループに陥ってしまうという捻りが入れられており、それによって多層的な物語が形成されていて滅法面白いのだ。使い古された題材でもちょっとした工夫で一気にフレッシュな味わいになるという好例。あと、ジョン・ケイルとケイト・ブッシュの楽曲がエモーショナルな使わ方をしているなあと思ったら、やはり作り手にとっても彼等の楽曲は重要な位置を占めていたらしい。ケイト・ブッシュの「Cloudbusting」は作と同様に「科学の未知の領域」に足を踏み入れんとする2人の人間(ヴィルヘルム・ライヒ親子)を描いた名曲だしね(ドナルド・サザーランドとケイト・ブッシュがヴィルヘ

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    okbc99 2020/07/13
    “映画『Palm Springs』(監督:マックス・バーバカウ)観賞。★★★★★。タイム・ループ映画の新たな傑作が誕生! ”
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    映画『タイムズ・スクエア』でスージー・クアトロの「Rock Hard」がかかる場面は胸がキュンとなる名シーンだけれども、彼女のキャリアを追った映画『Suzi Q』も最高に面白かった! 「音楽大好き!ロック大好き!」というパッションを60年代から現在に至るまで全身で発し続けていて、それが存分に感じられるだけで文句無し。女性ロック・ベーシストの元祖にして頂点(まあ、裏方としてはキャロル・ケイとかもいるんだが、それは置いといてくれ)。 彼女が後世に与えた影響についてもきちんと描かれており、特にジョーン・ジェットはスージー・クアトロからの影響があまりにも大きすぎるが故にそこから抜け出すのに苦労した話とかもあって楽しい。というかこの辺のジョーン・ジェットのルーツ描写は今度UNDERDOCSで公開される『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』よりも面白かったぞ。ジョーン・ジェットはスージー・ク

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    okbc99 2020/07/08
    “映画『タイムズ・スクエア』でスージー・クアトロの「Rock Hard」がかかる場面は胸がキュンとなる名シーンだけれども、彼女のキャリアを追った映画『Suzi Q』も最高に面白かった!”
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    『若草物語』は「貧乏って嫌ね」と語る話だったと記憶してるけど、この衣装を見る限りそれほど貧しい感じはしない。あれは中流の中の貧乏という意味だったのか、グレタ・ガーウィグがその辺を描写してないのかどちらなんだろう。 https://t.co/iEv7PqeFbG — 丙ウマ・サーマン (@hinoeumathurman) 2020年2月13日 「若草物語」いまにして思うと、四姉妹は貧乏は嫌だと嘆き、より貧しい人たちに施しをして、金持ちの家に遊びに行き埋められない差を痛感する描写もありはっきり格差があった。グレタガーウィグはそのあたりも入れてるかな。 — 丙ウマ・サーマン (@hinoeumathurman) 2020年2月13日 あとこれも言われてなるほどだったんだけど、南北戦争時代に北部の裕福でない家庭が綿の服を着ることについて「着せたいなら戦前のデザインじゃないと」と言ってて、ハハァと思

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    okbc99 2020/06/17
    “『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』は二次創作っぽい映画だなあとずっと思ってるんだけど、貧乏描写が軽視されててこれまで以上に「美化」されているのもそういう印象を強めているのかなあと思っ