2023年に入ってから、より深刻化していると言われる、韓国映画界の不振。 しかし、観客動員数など興行成績の面では残念な結果でも、作品自体は好評を得た映画も多い。 そこで今年、作品は良いのにヒットに恵まれなかった「呪われた傑作」に認定された韓国映画8作品をご紹介する。 今年(2023年)、韓国で動員力の強さを見せつけたのは『THE FIRST SLAM DUNK』や『すずめの戸締まり』といった日本のアニメ映画だった。 「今年の韓国映画は凶作」そんな残念な見出しの記事が出るほど、韓国映画界の不振が深刻化している。 韓国では、映画鑑賞料金の値上げやVODでの視聴機会が増えていることなどが影響し、映画館の観客動員数が減っている。 特に今年の韓国映画は、莫大な制作費がかけられた大作が多数公開されたこともあり、作品そのものを評価するのではなく、最終的な観客数が、赤字・黒字の別れ道となる“損益分岐点”を