ホーム » 投稿 » 海外映画 » 劇場公開作品 » 噴出する映画の発掘的な精神。アリーチェ・ロルヴァケル『墓泥棒と失われた女神』が描く失われた聖性とは? 考察&評価レビュー 『幸福なラザロ』(2019)のアリーチェ・ロルヴァケル監督最新作『墓泥棒と失われた女神』がBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国で公開中だ。ルキーノ・ヴィスコンティの系譜に連なる、イタリアの女性監督による長編映画の魅力とは? (文・荻野洋一)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】ーーーーーーーーーーーー 【著者プロフィール:荻野洋一】映画評論家/番組等の構成演出。早稲田大学政経学部卒。映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」で評論デビュー。「キネマ旬報」「リアルサウンド」「現代ビジネス」「NOBODY」「boidマガジン」「映画芸術」などの媒体で映画評を寄稿する。7月末に上梓する初の