前編では、OSSのライセンス形態に関する注意点と、その利用に伴うリスクを説明した。続く後編では、このリスクについてもう少し踏み込み、自社におけるOSSの利用状況を把握する必要性を述べる。関連トップページ: BCM/リスク・マネジメント オープンソース/Linux オープンソース・ソフトウェアに潜むリスクを知る(後編) 要確認! ライセンスによっては法的問題に発展するケースも 2010/03/29 前編では、OSSのライセンス形態に関する注意点と、その利用に伴うリスクを説明した。続く後編では、このリスクについてもう少し踏み込み、自社におけるOSSの利用状況を把握する必要性を述べる。 “身売り”の準備をしている企業は、事前にオープンソースのリスクを知っておくべきだ。買収元の企業は通常、買収先のOSSの利用状況を入念に評価する。一般に、買収契約書ではOSSの使用/頒布について開示することが義務