大澤聡「「原稿料」問題はくりかえされる?」 2010年03月09日13:11 担当者より:メディア論などの研究者である大澤聡さんに原稿料にまつわる問題について歴史を振り返りつつ論じていただいた原稿です。現在の出版業界にも深く関係するテーマですので、ぜひご一読ください。 配信日:2010/03/03 2009年12月17日、千駄木にある古書店「古書ほうろう」で開催されたトークイベントを聞きに出かけた。参加したのは、研究者的関心からつねづね気になっている「原稿料」が主なテーマだったからだ。 「モクローくんトーク2「なぜか、原稿料の話」」と題し、ライター・編集者の南陀楼綾繁(=モクローくん)、イラストルポライターの内澤旬子、評論家の栗原裕一郎の3名が登壇。わたしが到着したときには、店内に設えられたスペースはすでに超満員だった。古本の詰まった本棚のわきのイスに腰かけ拝聴することに。 前方に