中国の富裕層資産、40%増=首位の日本を追い上げ−三菱メリル証 中国の富裕層資産、40%増=首位の日本を追い上げ−三菱メリル証 三菱UFJメリルリンチPB証券(東京)は28日、アジア・オセアニア地域の富裕層(100万ドル以上の投資可能資産保有者)に関する調査結果を発表した。富裕層の資産総額を国・地域別でみると、2009年は、同地域1位の日本が前年比22.4%増の3兆8920億ドル(約328兆円)、2位の中国は40.4%増の2兆3470億ドル(約198兆円)となった。山村浩之本店長は「日本は株式市場に勢いを欠く一方、中国は内需拡大で経済成長率も高い」と勢いの違いを指摘している。 資産総額では日中にまだ差はあるが、中国の伸び率は日本の2倍近い。同地域全体では30.9%増の9兆7000億ドル(約816兆円)に拡大し、金融危機前の水準を超えた。特に香港(2.0倍)、インド(53.8%増)、台湾(