超高齢化社会の災害対策 9月22日(日)館山市内はほぼ電気が復旧 これから、日本社会が加速度的に高齢化していくのは既定事実だ。 20年後、30年後、自分自身が後期高齢者になったとき、多くの地方都市は高齢者の占める割合が大きくなり、地方自治体も今以上の財政難に喘いでいることが予想される。復旧に携わることができる年齢の人たちも今後益々減り続けていくことだろう。 さて、そのときどうするのか? 我が事として身に詰まされた今回の台風による被害と大停電。行政の手が差し伸べられないことを前提として、今から備えておくべきことは数知れず。優先順位の上位に来るのは、お金か、体力か、はたまたネットワークか……。 あれこれ考えながら夕食の支度をしていると、 「お前は俺をコケにしやがって。ちゃんと説明しろ」 茶の間からキッチンにやって来た父が、突然突っかかってきた。 「説明しろって、何を?」 「長須賀(兄夫婦宅があ