5年前にもこうして書いたとおり、↓ http://d.hatena.ne.jp/ruitakato/20100806 世の中の『さよならジュピター』を遊び半分で貶すクズどもの大半は、あるテキストを底本にしています。もっと言えば、そのテキストを読んだことで最初から貶すためにジュピターを見て、そのテキストの主旨や例えをほぼなぞったような酷評をブログなどに書いて、したり顔をしているのです(偏見だが断言)。 そのテキストとは。 『映画秘宝Vol.6 底抜け超大作』(洋泉社、1996年)に掲載された山本弘の文章『さよならジュピター 小松左京作詞のイルカの歌に大赤面』およびその中で引用された、新井素子らによる『SFギャルズ「さよならジュピター」お先に失礼鑑賞座談会』(『THE MAKING OF さよならジュピター』徳間書店、1984年に収録)であります。 あのなあ、ジュピターを悪く言っていいのは、あ