巨匠ジョージ・A・ロメロ、初期代表作の「幻の完全版」発見される ─ 3時間半、全編モノクロ映像 Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/26434015733/ 『ゾンビ』(1978)などで知られるホラー映画の巨匠、故ジョージ・A・ロメロ監督がキャリア初期に手がけた代表作のひとつ『マーティン/呪われた吸血少年』(1977)の“幻の完全版”が発見された。 『マーティン/呪われた吸血少年』は、血を吸う欲望を抱えた若き青年マーティンが、“いとこ”である老人のクーダに監視されながら、ペンシルバニアの町で生活する物語。自分の衝動を抑えきれず、吸血を続けていたマーティンは、ある日ラジオで自らが吸血鬼であることを告白。人気者になったマーティンは、やがて衝動をコントロールし、普通の人間としての生活を送るようになって