コメントやトラックバックを拝見しつつ、難しいことを書き始めてしまったなと思う。今日は 「「これからの10年飲み会」で話したこと、考えたこと」 http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050618/p1 「「勉強能力」と「村の中での対人能力」」 http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050620/p1 の続きだ。結論があって書き始めているのではなくて、書くことで考えてみようという試みだ。元「勉強好きな少年」の一人として、今起きている大きな流れについて、僕自身も実は戸惑っているのである。 世の中は日に日に複雑化し、「勉強能力」「学習能力」が仕事上ますます大切になっているのは事実である。ただその一方で、それだけで飯が食える場(チャンス)が確実に減っている気がしている。インターネットのおかげで。あるいはインターネットのせいで。 それ
攻殻機動隊の新しいDVDが発売されています。今日も見ました。2回目です。 見ていて気づいたことを書いてみます。 ネタバレになるところがあるので、見ていない人はご注意ください。 貴腐老人に使われている老人介護システムって「老人Z」を彷彿させます。でも、介護システムをネットでつなぐってというところが攻殻らしいところ。ネットでつないでリゾーム(rhizome;根茎→ドゥルーズ・ガダリ共著「千のプラトー」に出てくる概念。ポスト構造主義。「アンチ・オイディプス」も参照)を形成しているっていうのもわかりにくいけど、ネット時代にはふさわしい哲学だと思う。ハブ電脳という2nd GIGの時よりも、ネットすることにより、Solidな形あるものとして特定できるレベルではなくなっていく。 マシャバの病院からマイクロマシンウィルスを奪い取って帰ってきたセーフティハウスのエレベーターですれ違うのはコシキだけど、素子自
攻殻機動隊 2nd GIG 12をみました。 ゴーダの掌の上で踊らされているわけですね。ゴーダの考えはわかりやすいですが、クゼの思想がわかりにくいと思い、クゼが老思想家に語るところから、自分で思いつくことを書いてまとめてみます。 クゼは比較的電脳化している難民のハブ電脳として働いている。クゼは難民たちの立場に立ち、300万人からの問いかけに答え続けるだけの精神力を持って、その意識をとりまとめ、リーダー的存在になっていった。革命のもとに終結した組織はヒエラルキーが形成され、クゼがはじめ思ってもなかったことが起こり始めた。「水は低きに流れる。人の心も低きに・・」と言われるように、武器を持てば使ってみたくなり、権力を持てば誇示したくなる。出島がジャミングされて、電脳ネットが遮断されたとき、難民たちはリーダーを失い、「低き」に流れていく。その中で、クゼにとってこの戦いが理想の革命ではなく、上部構造
ポリモーフィズム(サブクラスによる切り替え、抽象化) ここに分類されるのは、オブジェクト指向の第3原則、ポリモーフィズムを使用したパターンです。ポリモーフィズムを使用すると、動的に使用するクラスを切り替えることができます。<参照> 他に分類されているものでも、ポリモーフィズムが重要な位置を占めているものもありますが、ここではそれしか使われていないものを扱います。 ただデザインパターン全体を通して強調されているのは、インターフェースでプログラミングするということです。実装への依存をなくし、そうすることによって設計の骨組みを明らかにするのです。 Template 次のようなメソッドがあった場合に、処理Bのところを条件によって変えたい場合があるとします。 class Hogehoge { void doit() { ... 処理A ... ... 処理B ... ... 処理C ... } }
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