D/L表記法では、その分子をグリセルアルデヒドに対応させることで名づける。グリセルアルデヒドそのものがキラルであり、2つの光学異性体をD-とL-に呼び分けることができる。右図にD-体のグリセルアルデヒドを示す。L-体は-Hとヒドロキシ基(-OH)が、またはアルデヒド(-COH)とヒドロキシメチル基(-CH2OH)が入れ替わったものである。 この表記法によりどちらの光学異性体であるかを一義的に表記できる。ただ、グリセルアルデヒドと良く似た小さな生体由来化合物の場合、この表記が容易であるとは限らない。グリセルアルデヒドは、特定の化学反応を用いれば、その立体配座(コンフォメーション)を変えることなく、広く用いられるキラル分子を生成することができる。これが、D/L表記法という命名法が用いられる歴史的経緯となった。例えば、アミノ酸(アミノ酸と糖類はD/L表記法が良く用いられる生体分子の代表例である)
薬剤名には、R、L、SRなどのアルファベットがついているものがあります。これらは、薬剤の作用を持続させるための徐放製剤であることを意味することが多いのですが、その他に剤形や薬効薬理上の意味が込められているものもあります。そこで薬剤名につけられているアルファベットの意味をまとめてみました。
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