東京大田区。 中原街道を丸子橋に向かい田園調布警察を過ぎた右手に、 その店はあります。 和菓子処「松川」 3畳ほどの小さな店内。 間口の狭い入り口には、 ひっそりと看板が出ていて、 大通り沿いとは言え、 気づかずに通り過ぎてしまうほど こじんまりとしたお店。 以前彼が住んでいたマンションの隣にあり、 彼の家に行った時は、 よくここの「蒸しきんつば」を買って帰りました。 「丹波大納言」と「丹波白小豆」の2種類で 私のお気に入りは後者。 「きんつば」と聞いて、 「和菓子かぁ」なんて思わないでください。 甘さは超控え目、小豆の素朴な甘みと香り。 小豆の皮が柔らかく、 もっちりとしたきんつばと 小豆の境目を感じられないほど。 材料にもこだわりがあるらしく、 小豆は丹波産、 吉野本葛、 天然塩・・・。 私は和菓子をあまり食べる人ではないし、 そんなウンチクはどうでもよくて、 なにしろ、ここのきんつば