今大会、残念だったことがある。 それは、全力疾走を徹底するチームがほとんどなかったからだ。凡打と思った瞬間に、スピードを緩めてしまう。全員が外野の芝生まで駆け抜けた昨年の花巻東高のような、スタンドを味方につけてしまうチームはなかった。 この事実は数字が物語る。選手たちには酷かもしれないが、ここでは、あえて今大会の一塁駆け抜けワーストタイムを掲載させてもらう。 【一塁駆け抜けワースト10】 (1)真栄平大輝(興南) 測定不能(一塁ベースまで到達せずベンチへ) 決勝 (1)真栄平大輝(興南) 測定不能(一塁ベースまで到達せずベンチへ) 準決勝 (1)平岩拓路(日大三) 測定不能(一塁ベースまで到達せずベンチへ) 準決勝 (1)磯村嘉孝(中京大中京)測定不能(一塁ベースまで到達せずベンチへ) 準々決勝 (5)稲垣湧弥(宮崎工) 5秒80 2回戦 (6)出射徹(開星)