【パリ=小野晋史】フランスを訪問中の安倍晋三首相は30日昼(日本時間同日夜)、パリ郊外でトルコのエルドアン大統領と約5分間立ち話形式で会話を交わした。首相はトルコ軍によるロシア軍機撃墜による両国関係の悪化を念頭に「今われわれは『テロとの戦い』で一致団結をしなくてはならない。私にできることがあれば、ロシアのプーチン大統領に伝達するので言ってほしい」と伝えた。 エルドアン氏は謝意を示し、撃墜について「決して望んではいなかった。ロシアとのエスカレーションは望んでいない」と応じたという。政府同行筋によると、安倍首相はパリ滞在中にプーチン氏と対話したい考えを示しているという。
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