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ブックマーク / osaan.hatenadiary.jp (2)

  • ルイ15世のおなか - 「サルの論理」と「カニの信用」

    ルイ15世は、フランス史上最低の王の一人、とされている。 政治向きはポンパドゥール夫人に牛耳られ、国庫は7年戦争の敗北ですっからかんになった。(ルイ14世による破綻もあったが) それなのになぜか在位中の国民の人気は高く、「愛しの王」とあだ名され、在位期間は半世紀を越えた。 彼が死んだとき、ヴォルテールは公爵宛の書簡で、忌々しげにこうしたためている。 「王は国民に対して勅令を出すべきであった。愚かな国民は自分を『愛しの王』などと愚かにも呼ぶべきではない、と」 ルイ15世の人気の秘密は、まずその見てくれにあった。王様としてはなかなかのハンサムだったのだ。 そして、病弱であることもまた民心に哀れの情を誘った。 在位期間とその助平ぶりからは意外に思えるが、消化器系の持病があり、少しべ過ぎるとお腹が苦しくなって寝込んでしまうのだ。 「愛しの王」と呼ばれるようになったきっかけも、その持病にある。 一

    ルイ15世のおなか - 「サルの論理」と「カニの信用」
    oktnzm
    oktnzm 2024/03/25
  • 保守の得意技である「日常の感覚に訴える」という詐術 - 「サルの論理」と「カニの信用」

    曽野綾子さん「移民を受け入れ、人種で分けて居住させるべき」産経新聞で主張 曾野綾子がまたおかしなことを口走っているようだ。 人種差別肯定云々はとうに他の人々が言い尽くしている。しかし、この文章のキモは以下の部分にある。 黒人は基的に大家族主義だ。だから彼らは買ったマンションに、どんどん一族を呼び寄せた。白人やアジア人なら常識として夫婦と子供2人くらいが住むはずの一区画に、20~30人が住み出したのである。 このような「実例」をひくことで誰に何を訴えようとしているのか。 それは、全て「日常」というものを基準にして考える人に、「このようにして『日常』がゆるがされたら、理屈抜きに嫌でしょう?」と共感を求めているのである。 このように、社会的な問題を「日常の感覚」に訴えるというのは、「保守」と呼ばれる人々が好んで使用する詐術である。 現にコメント欄には、その詐術に惑わされた人の発言も見受けられる

    保守の得意技である「日常の感覚に訴える」という詐術 - 「サルの論理」と「カニの信用」
    oktnzm
    oktnzm 2015/02/13
    日常の感覚に訴えること自体は詐術じゃないだろ。その妥当性如何による。
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