「青木の法則」ではすでに危険水域 岸田文雄内閣の支持率が低迷しています。昨年末の世論調査を見ると、毎日新聞(12月17、18日)では25%。自民党の支持率も、同じく25%でした。日本経済新聞社とテレビ東京(12月23~25日)では、内閣支持率が35%。自民党の支持率は40%でした。いずれの調査でも、内閣の不支持率は支持率を上回っています。 かつて自民党の参院幹事長や内閣官房長官を歴任した青木幹雄さんは、「党の支持率と内閣支持率を足して50%を割ったら、政権維持は危ない」という「青木の法則」を唱えました。これに従って毎日新聞の数字を見れば、じゅうぶん危険水域です。 世論調査は質問のやり方によって答えも変わるので、私は一喜一憂する必要はないと考えます。しかし、国民の思いのひとつの指標であることは確かです。岸田総理自身や政府の責任ある立場の人は、しっかり受け止めなければいけませんね。 4人の大臣