2004年にユネスコ世界文化遺産に登録されてちょうど20年。 神々のいる特別な地、霊場として熊野の地は崇拝され平安時代に開かれた参詣道(さんけいみち)は「熊野古道」と呼ばれて親しまれています。 明治時代の神社合祀(ごうし)で多くの社殿は壊されてしまいましたが自然崇拝、スピリチュアルなこの地に惹かれて訪問者が絶えることがありません。 絶対いつかは歩きたい、憧れの熊野古道 「伊勢路」「中辺路」「小辺路」「大峯奥駈道」「大辺路」「紀伊路」と主に6つの路があり全部合わせると1000キロもある大縦走路となります。 今回はその中の「中辺路(なかへち)」を歩いてきたので紹介します。 目指すのは「熊野本宮大社」「熊野那智大社」「熊野速玉大社」の熊野三山のうちの「熊野本宮大社」です。 昔の人は京都から1か月かけて歩いていましたが、そういうわけにもいかないので、特に人気のルート2か所を二日に分けて歩いてきまし