AWSで実践すべきセキュリティ対策とは?AWSセキュリティの基本から解説 AWS(Amazon Web Service)は、アカウントを登録するだけで、いつでも・誰でも・どこからでもクラウドサービスを利用することができます。近年、様々なアプリケーションがクラウド上で動作し、場所やデバイスを問わず大量のデータにアクセスできるようになりました。今やAWSは世界で4割のシェアを占める人気のクラウドサービスです。 しかし、オンプレミス環境と比べて、AWSのようなクラウドサービスのセキュリティを懸念する声は根強く残っています。そこで本記事では、AWSが提供するセキュリティ機能と、利用者の責任範囲で行うべき実践的なセキュリティ対策について紹介していきます。 1.責任共有モデルとは まず、AWSが提唱する「責任共有モデル」の理解を深めましょう。責任共有モデルとは、サービス利用者とAWSが担うセキュリティ