この間とあるマンガ家さん(以下Aさん)にマンガ界の厳しい現実を聞く機会がありました。Aさんは業界に10年くらいいる方なのですが、今でも新連載が始まる前の準備期間は某先生のアシスタントで食いつないでいるとか、原稿料は1ページ1万円なのでアシスタントに日当を払うと完全に赤字とか、単行本が出てある程度まとまったお金が入ってこないとやっていけないとか、食えなくて業界を去っていった人を何人も見てきたとか、色々とある厳しい現実を切々と語ってくれたのでした。 Aさんと編集部との関係は良好らしく、今後も使ってもらえる評価を得ているようなので今のところは大丈夫みたいでしたが、現状の原稿料に関しては今後も厳しそうな印象を受けました。某出版社でベースの原稿料が上がるというのは作品が相当ヒットしないと無理なようで、Aさんはその辺は仕方ないと感じているように見えた次第。 私が雑誌の企画でマンガ家さんに原稿を依頼した
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