物価高は米国民の家計を圧迫し、有権者の多くはバイデン大統領の経済運営に厳しい評価を下しており、ハリス氏としては食料品取り扱い産業における反競争的な慣行を取り締まる方策を通じ、消費者の負担軽減を図りたい考えだ。 米国における過去の価格統制は必ずしも成果を上げてこなかったが、ハリス氏のチームは選挙運動の目玉としてバイデン政権のこれまでの実績や目標に加え、新たな提案を一部盛り込むよう早急に取り組んでいる。処方薬価格や住宅費の抑制計画も示す。 共和党大統領候補のトランプ前大統領は、バイデン政権下の歳出プログラムが食料品やガソリンなど多くの品目の価格高騰の原因だとして、自身を大統領に選ぶよう有権者にアピールしている。トランプ陣営にコメントを要請したが、返答は得られていない。 トランプ氏、経済が最大の争点との見方を疑問視-激戦州で演説 ハリス氏の陣営は、「自由な市場での価格変動は普通である」ことを同氏
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