ニューヨークで開かれている国連総会で各国首脳のホテル選びに異変が起きている。米国などが定宿にしてきた名門「ウォルドルフ・アストリア・ニューヨーク」を昨年、中国企業が買収。セキュリティーの心配からか、オバマ大統領は宿泊先を韓国系ホテルに変更した。 「ウォルドルフ」は1893年創業で、マリリン・モンローが住んでいたことでも知られる。国連本部にも近い。 ところが昨年10月、中国の金融グループが、米ホテルチェーンのヒルトン・ワールドワイドから19億5千万ドル(約2340億円)で買収を発表。盗聴やサイバー攻撃の可能性も指摘され、オバマ氏は、27日から斜め向かいの「ロッテ・ニューヨーク・パレス」に滞在している。 今年、「ウォルドルフ」を選ん… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会