だが、ここまで目立っていて大手メディアも取材に来ているなら、そう遠くない将来に中国大使館から『協力』を申し出られ、中華民族の優秀な美徳を体現する在日華人同胞としてプロパガンダに使われるのではないだろうか。清掃の終了後、中心メンバーの2人に、活動の場に大使館員が来たらどうするかを尋ねたところ、以下のように即答された。 「めちゃくちゃ罵倒します」 「中指を立てます」 本来の動機と主催者の心情はさわやかではないはずだが、結果的にはさわやかな活動がおこなわれている江戸川のカキ殻清掃作戦。今後も月に1回程度のペースで続けていくとのことである。 中国のことを「支那」と呼ぶ中国人たち 今回の彼らのような「支黒」系のネットユーザーは、ネタ半分本気半分という形ながら、“中国人をヘイトする中国人”という特殊なポジションの人々である。近年の中国のネット空間では、反中国的な言説に必ず噛みつき過激な反米・反日的言説
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