NTTデータは2010年10月18日、東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2010」展示会場で、アプライアンス製品「Lindacloud」(写真)を展示した。オープンソースの分散処理フレームワーク「Apache Hadoop」(以下、Hadoop)に対応し、低価格で導入できるのが特徴である。 Lindacloudは複数のユニットから構成される。各ユニットは、プロセッサに4コアの「Intel Core2 Quad 9550s」、8Gバイトのメモリーを搭載したIAサーバーである。このユニット群の上で仮想化サーバー「Oracle VM Server」を稼働させ、必要に応じてハードウエア資源を配分する仕組みである。ストレージは分散ファイルシステムで管理する。データ記録時に自動的に2つのレプリカを作成することで、データの安全性と可用性を向上させている。 同社は、このアプライアンス製品に