○発電用軽水型原子炉施設に関する安全設計審査指針 平成2年8月30日 原子力安全委員会決定 一部改訂 平成13年3月29日 原子力安全委員会 Ⅰ.まえがき 本指針は、発電用軽水型原子炉(以下「軽水炉」という。 )の設置許可申請(変更許可申 請を含む。以下同じ。 )に係る安全審査において、安全性確保の観点から設計の妥当性につ いて判断する際の基礎を示すことを目的として定めたものである。 軽水炉の設置許可申請に係る安全審査において用いられる安全設計審査指針は、最初は 昭和45年4月に、当時の原子力委員会が定めたものであり、その後昭和52年6月に、同じ く当時の原子力委員会が、これを全面的に見直して改訂を行った。昭和52年の安全設計審 査指針の改訂以来、10年以上が経過し、この間軽水炉の技術の改良及び進歩には著しいも のがあった。また、この間に、米国で発生したTMI事故等、国内外に生じた様々