【キリスト教と暦 ～安息日と曜日】キリスト教周辺話 第20話 : Missa Ordinarium ─ ミサ通常文のラテン語解説2011年08月28日00:23 カテゴリ 【キリスト教と暦 ～安息日と曜日】キリスト教周辺話 第20話 ●はじめに ●キリスト教周辺話目次 [第19話] [第20話] [第21話] キリスト教周辺話 第20話 【キリスト教と暦 ～安息日と曜日】 さて、もう一度話をキリスト教に戻しましょう。 キリスト教に基づく西暦では、日曜日が休日(安息日)です。キリスト教国はもちろん、日本など非キリスト教国でも世界中で(ユダヤ圏とイスラム圏を除き)概ね日曜日はお休みです。では、なぜ日曜日が休日なのでしょうか。 そもそも安息日の起源は、旧約聖書の『創世記』で「神が天地を6日間で創造し、7日目に休んだ」ことにちなんでいます。ただし、注意しなければならないのは「その7日目が日曜日だった」わけではないことです。 創世記は旧約聖書の1書、つまりユダヤ教で成立した話ですから、上記の安息日の規定は「ユダヤ教の安息日
