comparative — 初音ミクが死んで天使になった話
2007年に初音ミクが発売されてから、長いこと好きで聞き続けてきました。 2009年からは自分でも曲を作るようになって、それから5年、ずっと考えていたこと、どこかで思っていた事、今だから思うこと、ずっとまとまらずにモヤモヤし続けていて、なんとなくですが、自分の中で説明が付いたような気がしたので、一つの意見としてどこかに書き記しておこうかと思い、これを書いています。 あくまで一意見として、初音ミクが好きだった一人の人間が初音ミクと関わってきた話として、気が向いたら読んでもらえると嬉しいです。 私は自分で曲を作りはじめて、所謂「ボカロ界隈」の中に混ぜてもらうまでずっと、もう一人、初音ミクが好きな友人と薦めあって、2人だけで初音ミクを聴いていました。Twitterもにゃっぽんもやっていなかったし、自分が好きなものを聴けるというだけで満足していたし、その相手に薦めるだけで十分でした。 それだけに、
comparative — 比較的真理子のトリビュート・カバー
bandcampに、自作曲を様々な方にカバーして頂いたトリビュートアルバムを2作、カバーして頂いた方々の曲をカバーした私のカバーアルバム2作をリリースしました。 ジャケットのイラストをまんださらさん、おーくさん、白熱灯さん、あかぎきのこさんに描いてもらいました。 また、トリビュートアルバムの2作はかごめさんにマスタリングをお願いしました。 比較的真理子のトリビュート～ボクやらない～ Vol.1 01 ボクやらない、キミいとおしい - hyton 02 無に得る - mondaiji 03 明治四十二年四月十日 - 猫アレ君 04 ロボと私 - ふしだら劇場 05 豚ごっこ - kasuri 06 すてきひらめき - daluy 07 ぼたんひとつ - わたしのココ ジャケットイラスト：まんださら マスタリング：かごめP 比較的真理子のトリビュート～ボクやらない～ Vol.2 01 ボクやら
comparative — せいめいぶん
醜いという曲をアップロードしました。 以下、せいめいぶんになります。曲を聴いてからお読みいただけると嬉しいです。 まずは楽曲を聴き、この文章に興味を持ってもらったことが嬉しいです。 私はこの楽曲を通して特定の楽曲、特定の製作者を否定したり貶める意図を持っていることを、先に断っておきます。 私がこの曲を作り、この文章を発表したのは今のボーカロイド楽曲を取り巻く環境の中にどこか思考停止をしている側面があるのではないかと思ったからです。 思考停止は良くないと思います。ほんとに。 曲を聴いてくれてありがとう！色々考えて、頑張って作りました。すごくドキドキします。 どうか伝わらんことを。 僕が曲を作れるのは、いろんな人の理解があるからだと思ってます。いつもありがとうございます。また聴いてね。 せいめいぶんでした。 あと歌詞です。 ああ お前のクソは 形の整ったクソだ どこを見てもムラがなく とても美
comparative — 2011年VOCALOID隠れた名曲10選
今年はあまりボカロ曲も聞けていないし、やらなくてもいいか、と思っていました。 が、10選をやっている方々のマイリストやブログを見て周っていると、去年はあったはずの「隠れた」という言葉に一度も出くわすことがありませんでした。そうして僕たち底辺Pは忘れ去られ、再生数の少ない曲たちは闇の中へと消え去っていくのでしょう。 悲しかったので自分は「隠れた」名曲10選をやることにしました。 （1曲を除いて）今年発表された1000再生以下のVOCALOID・UTAU楽曲の中から、個人的にお勧めできる曲を10曲選びました。書いているうちに長くなってしまったのですが、もし宜しければお付き合い下さい。 ペペロンチーノモドキ eaiisさん http://www.nicovideo.jp/watch/sm15398037 こういうのが大大大大好きなんです。不穏で、焦燥感を煽られるミニマルな曲が本当に大好きです。
comparative — CDレビュー「音楽性の違いにより解散しました。」
スPさん・ひつじPさん・Knee（娘細胞P）さん・時田さんによるユニット、 「音楽性の違いにより解散しました。」さんのCDアルバム「音楽性の違いにより解散しました。」 全編通して、悲しい童話を読んでいるような感覚を覚えます。 やるせなさ、虚無感が常に付きまとっていて、よく出来た悲劇を「こういうものです、こういう話です」と見せられているような、触れることの出来ない、ただ見ているだけの傍観者の立場でいることしか出来ない虚しさを、悲劇の登場人物に「あなたには関係ない」と突き放されているような、下手したら「悲しい」などと感傷に浸る事も許されないような遠さを感じます。 五曲目の「Mr strong wonder manのテーマ」の語り部分がとても印象的です。 １度目に聴いたときは「あなたには関係ないので悲しむ必要は無い」と言って貰えたような、突き放すことでの優しさみたいなものを感じて、救われたような
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comparative — 賛死欲求
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