常識的に考えれば、牌ヤマがセットされた段階で牌の位置は決定されているはずです。ですが、競技者の選択によって必要牌は変化します。最たるものでは、Bブロック2回戦では、霞がすべての一色を自分の配牌とツモ牌におくという能力を行使しましたが、他の競技者の鳴きが入ってからは一色は新たなツモスジに移動しています。 たまに「誰もその牌が何かは分からないのだから、入れ替わっても矛盾はない」という人がいますが、麻雀牌くらいマクロな物体だと、視覚で認識されているのと変わりません(量子的効果は発生しない)。 まとめると、 1.牌の配置は局の進行に合わせて時間的に変化している。 2.配置された牌が物理的な力なしに移動することはない。 となります。 上述の常識に則ると「牌ヤマがセットされた段階で、その局で発生する事象は決定されている」ということになります。無能力者の選択も、能力者の能力の行使も、予定されていることに