大学を休学して、中島義道さんの本や社会学・哲学・思想の本を読んで、俺はマイノリティ(少数派)として生きていくことを決めた。 俺は高校3年間、いかに社会に埋没するか、いかにヒッソリと生きていくか、いかに変な人間に見えないかに全神経を集中していたけれど、そういう生き方はもう止めた。 俺が社会に媚びたところで、他人のご機嫌をうかがったところで、それが報われたことは今までないし、これからも社会と他人は俺に厳しいままだろう。だったら、これから俺は俺らしく生きてやる。 俺らしく生きるっていえば聞こえは良いが、それってつまり社会や世間と殴り合いながら日々を生きていくってことで、Jポップやチャラい雑誌で爽やか言われているような「自分らしく行こう☆」「君は君で良いんだよ〜♪」とかいう能天気なモノとは全然違う。※バンプオブチキンは除く 生き方を変えるっていうのは毎日が試行錯誤の連続になる。「あぁ、あの場面では